女優 杏はお気に召すまま重ねて遊ぶ、“リアン コレクション”

Q1
ショーメはナポレオン一世と、その皇后、ジョゼフィーヌが愛したジュエラーとして有名です。彼女についてはどういうイメージを持っていますか?
「ジョゼフィーヌはナポレオンの誘いを平気で断ったことがあったり、決して従順だけじゃない、自分というものを持った女性という印象があります。当時はショッピングのスタイルが今とは違ってすべて1点もの。だから高価なジュエリーは『こういう場に着けて行きたいから、こういうデザインが欲しい』というような強い思いがあって作られたと思うんです。それって自分のセンスと、オーダーを受けたジュエラーの力量が如実に出るじゃないですか。とすると、ジョゼフィーヌはかなり自己プロデュース力のある女性だったと思います」

Q2

「リアン」には絆という意味がありますが、ジュエリーを着けるときに絆を感じることはありますか?
「じつは主人(俳優の東出昌大さん)がもともとジュエリーの職人だった(!)んです。今は子育て中なので、指輪くらいしか着けられないのですが、私のジュエリーは主人が作ってくれたものも多いんです。最近では昨年のクリスマスに、子どもに触れても危なくないように石が平たくセットされたリングをもらいました。というわけで、ジュエリーに“絆”は感じます」

Q3

きょうの撮影で着けたジュエリーで気になったものを教えてください。
「『ジュ ドゥ リアン』は身近な感じがしました。色があるジュエリーは元気になれる気がして、ずっと好きなんです。着用した暖色系の3色も素敵でしたけど、ターコイズのイヤリングも可愛いと思いました。ふだんはベーシックカラーの服がほとんどなので、ジュエリーで色をプラスしたいですね。エレガントなスタイルの方で着用したホワイトゴールドとダイヤモンドのジュエリーは、さすがにテクスチャーが素晴らしかったです。撮影の前に、主人に『ショーメはどういうジュエラーなの?』と聞いたところ、『パヴェ留めの技術が素晴らしい』と。『パヴェ留めって何?』とそのときは思ったのですが、実物を拝見してよくわかりました。本物の持つ力はすごいと思います」

あん●1986年、東京生まれ。2001年モデルとしてデビュー。2007年からは女優としても活躍。NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』ではヒロイン役を務めた他、ナレーターや声優にも活動の場を広げている。SPUR本誌での連載「杏と山口晃の談話室A」にもファンが多い。

“リアン コレクション”でどう遊ぶ?

カジュアルで自然体な素顔の杏と、メイクルームでドレスアップしたエレガントな杏。
日常の中の2つのシーンに合わせて「リアン」コレクションのリュクスなレイヤードスタイルをご紹介。
ネックレス、リング、ブレスレット、時計。さまざまなアイテムの重ね着けが生み出す極上のハーモニーに触れて。