2016.06.26

開発者が語る「だからオイル、だからバーム」

自ら化粧品を作るにあたって、剤形にオイルやバームを選んだ3人。こだわりの秘密がそこにはあった!

1.MICHIRU さん(アーユス)
2.津田攝子さん(ドクター津田コスメラボ)
3.君島十和子さん(フェリーチェトワココスメ)

SPUR2016年7月号掲載
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何をしても乾燥が治まらなかった 私の肌に合うオイルを作りました

MICHIRU さん(アーユス)

「10年ほど前、ひどい乾燥に悩んでいた際に訪れたモロッコでアルガンオイルを顔や身体に塗ってもらったら、翌日こりが取れ身体が軽くなったんです。そのとき自分の肌にオイルが合うと自覚しました。数年後、オイルやアロマへの興味が高じて日本のアロマテラピーの第一人者、日下部知世子先生の下で1 年間、学ぶことに。その縁で高品質のオイルを自分用にブレンドする機会に恵まれ作ったのがアーユス。それ以来、顔、全身、髪に使って乾燥知らずの状態をキープ中」

マカダミアナッツをキャリアオイルにダマスクローズ中心のオーガニック精油を配合。「たっぷりの水分を肌に入れたあと、オイルをのばすのがインナードライを防ぐコツ」とMICHIRUさん。
アーユス セラム ブレンドオイルフェイス&ボディ(15㎖)¥9,000/インアンドヤン

インアンドヤン
電話:03-5721-2644
http://yinandyang.jp//

あえて皮膚表面にとどまるバームだから盾となり、肌を守り抜くことができます

津田攝子さん(ドクター津田コスメラボ)

「PM2.5や黄砂、車や工場の排ガスなど大気汚染物質が気になる今の時代。診察をしていると、こうしたものから受ける刺激による肌悩みが増えていることに気づきます。大気汚染物質の付着を防いで、肌を守るにはクリームやオイルのように皮膚に浸透するものではなく、皮膚表面で保護膜となるバームが適していると考えたのです。水はいっさい使わず、100%有効成分だけ。肌を守る盾となりながら、肌を元気づける亜鉛やマグネシウム、脂溶性ビタミンB6誘導体、ビタミンCやビタミンEなどが補給できるように作りました」

界面活性剤を使っていないため、テクスチャーは少し硬め。体温で温めてから塗れば白浮きも軽減され、快適。炎症から出る赤みやざらつきのある肌に。
スキン バリア バーム(18g)¥5,400/ドクター津田コスメラボ

ドクター津田コスメラボ
電話:0120-555-233
http://www.tsuda-cosme.com/

潤いとツヤが増すラメラ構造のオイルはスキンケアの万能秘薬

君島十和子さん(フェリーチェトワココスメ)

「オイルはシンプルでありながらも、スキンケアの可能性を広げる剤形です。マッサージや集中トリートメントに使えるこのスパラメラオイルは、水の層と油の層がミルフィーユのように重なる肌と同じラメラ構造にすることにこだわりました。おかげでベタつきのない使用感と手軽なのに持続力のある高保湿をかなえることができました。オイルは一度に多くとらず、少しずつ手のひらにのばしてすりこんだあと、その手を使って、塗るというよりも薄く置くようにしてなじませると肌に上質な潤いとツヤが生まれます」

潤い成分を再生可能なシュガースクワランに変更。ラメラ構造のオイルが肌表面をカバーし長時間しっとりした肌に保つ。
FTC スパラメラオイルローザエビアンコ(30㎖)¥3,800/フェリーチェ トワコ コスメ

フェリーチェ トワコ コスメ
電話:0120-351-085
http://www.felice-towako.co.jp/index.html

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