5 ペンシル、ジェル、リキッドの使い分けを知る
ナチュラルな仕上がりでタッチアップも簡単
「やわらかでほどよく抜けのあるラインが描け、もっとも自然な目ヂカラがかなうのがペンシル。たとえ失敗しても描いた直後なら綿棒などで簡単に修正でき、必ず持っておきたいアイライナーのマストハブ」
落ちにくさNo.1で深さと濃密感をかなえる
「ジェルの特徴は仕上がりの印象よりもその落ちにくさ。インラインとして入れても長時間にじまず、まつ毛が密集したような深みがいつまでも。ボカして微調整できるのも、リキッドにはないメリット」
クッキリとシャープな印象のまなざしに
「スッと先細りの繊細な仕上がりで、目もとをキリリと見せられるのはリキッドならでは。ただしひと筆でも美しく描けるテクニックは必要。水や涙に触れると流れてしまうので、インラインには不向き」
6 ランウェイのアイラインを取り入れるなら?
肌とほかのパーツを控えめに徹すれば、グラフィカルなラインもこなれたムードに
「コレクションメイクで気になるラインを見つけたら、臆せずまねしてみて。ただし肌はロースキンに仕上げ、目もとはまつ毛を上げずカラーレスに。リップもシアーにと、ほかのパーツをとことん抜くのが大胆なラインをモノにする大前提。ラインそのものは同系色のシャドウで下描きしておけば、どんなシェイプも再現できるはず」
微細なパールが瞬く神秘的なグレーで、「JASON WU」のアイラインを"完コピ"。メズモライジング パフォーマンス アイライナーペンシル 10 ¥3,000/THREE
ドレス¥46,000/ショールーム セッション (サヤカ デイヴィス) 左耳のピアス(ペアで)¥34,000/GALERIE VIE 丸の内店(ウッターアンドヘンドリックス)
7 カラーコンタクトとのコーディネートを楽しむ
グリーンのカラコンをつければ、どんな色のアイラインもサマになる!
「カラコンってうまく使えば瞳の色を明るく見せられて、まなざしにどんな色でもつけこなせる包容力が生まれるもの。黄みがかった日本人の肌の色には淡いグリーン系のカラーがおすすめです」
ニット×ツィードのコンビドレス¥78,000/エンフォルド イヤリング¥4,800/デミルクス ビームス 新宿(デミルクス ビームス)
(右)目の上のきわに入れたのはみずみずしい アイビーグリーン。コール・クチュール・ウォータープルーフ 05 ¥3,200/LVMH フレグランスブランズ(パルファム ジバンシイ)
(左)下まぶたにはセンシュアルなパープルを。瞳が明るいグリーンだから対極のカラーも鮮やかなシャドウも美しく調和する。ドローイング ペンシル ME 71 ¥2,400/シュウ ウエムラ
(コンタクト)奥行きと快適なつけ心地、本来の瞳にすんなりなじむ色みにこだわっている。フレッシュルック® デイリーズ® グリーン(オープン価格)/日本アルコン
8 目の形に合わせた入れ方をマスターする
肌とアイラインの境目をシャドウでひそかに強調
「基本のやり方でラインを入れたら淡いブラウンシャドウをチップにとり、アウトラインと肌との境目をサッとひとなで。重たく見えがちな目もとのエッジがさりげなく際立ち、スッキリと印象的に」
アウトラインを細めに入れ、二重幅をとことん活かす!
「まず二重の部分に明るい色のアイシャドウを。基本のやり方でインラインをしっかり入れたら、アウトラインは二重幅がよく見える程度の細さに。二重幅をつぶさず、ほんのりライティングしてあげるイメージ」
小さいほうを拡張し、大きいほうは控えめにメイクアップ
「小さいほうの目は目尻のラインを気持ち長めに、まつ毛をパッチリとカールさせて。太いラインはかえって目を引き締めてしまうのでNG。大きいほうの目はまつ毛を上げすぎないようにすると、錯覚でそれぞれの目の大きさが揃って見えるはず」