阪急うめだ本店トップBAに迫る! ベースメイクの販売テクニックとは?

目利きが多数訪れる阪急うめだ本店に、とにかく人気の販売員がいるという噂を聞きつけ、本人を直撃! 販売の極意を教えてもらった。

RMK

□ 阪急うめだ本店 HANKYU BEAUTY STUDIO
□ ビューティコミュニケーター

奥田彩乃さん

 音楽、ブライダルの仕事を経験したのち美容の世界に飛び込んだ奥田さん。"相手と会話を楽しむイメージで接客している"というスタイルに好感を持つ人が多数。4カ月連続での売り上げ1位もさることながら、ファンデーションの売り上げ個数でも1位になったこともあり、どんなプロダクトでも相手の心をつかむ接客を行なっている。無駄のない会話なのに雑に感じることは一切なく、話を聞いてくれているのがわかるのも人気の要因。相手のことを考えつつ自分も楽しんでいるところに共感するファンがまだまだ増えそう。

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伝説1 : うめだ本店のRMKで4カ月連続売り上げNo.1に

 2017年6月の入社から1年ちょっとで、4カ月連続売り上げ1位に輝いた実績のある奥田さん。販売時のポリシーを聞いてみた。「接客時は"自分2:相手8"で話すのがいい、と聞いたことがありますが、私の場合"自分5:相手5"。聞き役に徹する、というよりは、会話のキャッチボールをすることを心がけています。どんな肌を求めていて、どんなアイテムが欲しくて足を運んでいただいているのか、会話の中で見極めるようにしています。具体的に求めているものを聞き出し、最適なアイテムをご提案。それが購入していただけることにつながったのかなと」

伝説2 : 手もとでビフォア、アフターを見せてお客さまを即とりこにする

「ファンデーションをお探しの方には、ほとんどタッチアップをさせていただいています。おすすめしたプロダクトが肌にのせるとどう見えるのか、使い方のテクニックなども盛り込みながら体感していただくのがマイルール。その後、お客さまへのタッチアップ内容と同じ工程を私の手の甲でも再現。片方にベースメイクを施し、もう一方と比べてビフォア&アフターを。パッと見できれいになっていることを納得、理解した上で買っていただけます。使い方のおさらいにもなるんです」

伝説3 : 一人あたり約15分で満足してもらう

「急いでいる方が多いので一人にかける時間は15分が目安。お悩み、現状、理想を聞き出し、その方が求めているベースメイクに近づくプロダクトをご提案。接客中は時計をチェックしどのくらい時間がたっているのかこまめに確認します。それからカギになる"お値段提示"は早い段階で。タッチアップしつつ使ったものの値段を足していき具体的な予算をご相談。そうすると15分でも的確な提案、無理のない購入をしていただける。それが気持ちよく帰ってもらえる要因だと思います」

1 「乳液のようにすっとなじみ肌の凹凸をカムフラージュ。ファンデーションをムラなく
つけるために欠かせません! 」。
メイクアップベース(30㎖)¥3,700

2 「たっぷり入っている水分のおかげでみずみずしく、潤いのあるベースメイクがかないます。 保湿力が高いのでこれからの季節、乾燥対策にもひと役買ってくれるはずです」。
リクイドファンデーション 102 SPF14・PA++(30㎖)¥4,500

3「下地とファンデーションだけでも十分なのですが、このパウダーをひとはけ重ねるだけで仕上がりが格段にアップ。ワンランク上の品のあるツヤが肌に宿ります。ついさわりたくなる ようなサラッとした質感」。
シルクフィット フェイスパウダー P01 ¥5,000/RMK Division

 

 SHOP DATA

阪急うめだ本店HANKYU BEAUTY STUDIO
8月末に、阪急三番街の南館1階にオープン。阪急うめだ本店の化粧品売り場は、こちらのほか、メインとなる本館2階に加え、3階、6階、10階、阪急グランドビル19階、阪急ターミナルビル6階にも展開している。
06-6361-1381(代表)

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