7人の美容賢者 ⇌ 開発ブランドの往復書簡。お粉をめぐるラブレターズ

初代の発売は2001年。粉っぽさのない、肌本来のツヤを感じさせる仕上がり。現在、国内では4色展開で、この夏には限定色が発売予定。別売りのブラシを使うと、より薄く軽やかに。

From 松井里加さん（メイクアップアーティスト）
「初めて触れたときの衝撃が忘れられません。こんなにも粉感のないフェイスパウダーがあるのかと驚き、それ以来、仕事でもプライベートでも夢中に！　私が肌づくりをする上で目指しているのは、メイクアップで端正につくり込みました、というのではなく、まるでモデルがそのままの肌で生まれてきたかのようなナチュラルさ。それをかなえてくれるのが、このお粉なのです。特に30番のカラーはあらゆる肌トーンのモデルにフィットするので、非常に重宝しています」

Re 鷲尾ありささん（シャネル 香水・化粧品本部 PR コーディネーター）
「松井さんのように、発売当初からご愛用いただいているお客さまに支えられているロングセラーアイテムです。ふんわり柔らかなテクスチャーで肌に溶け込むようになじみ、素肌のように自然なツヤ肌に仕上げます。最近はマスクによる化粧崩れを防ぐアイテムとしても人気を博しています。今回は30番のカラーをご指名いただきましたが、ぜひ12番もメイクボックスに加えてください！　ほのかなピンク色でくすみを飛ばし、春らしい血色感を演出します」

肌に華やかな輝きを。パールを高配合しながらザラつきやギラつきはなく、クリーミーな使用感。

From 長田杏奈さん（ビューティライター）
「肌のツヤを超えて、人生までも艶めいているかのようにライトアップしてくれる多幸感パウダー。肌にまとったなんとも繊細なほのピンクの光から、その人自身のハッピーさやヘルシーさ、ときめきある日常までをも察せられるよう。私がうらやましいと思う肌の人たちも、聞いてみるとこのお粉を使っていることが多いんですよ。PRの村山さんに教えてもらった『頰、額、眉山、まぶた、口角、そして耳たぶにも指でなじませる』という使い方もお気に入り。真顔でもかすかにほほえんでいるような、表情のやさしさと鮮度をアップしてくれる魔法のテクニックですよね」

Re 村山恵里子さん（ディオール PRマネージャー）
「幸福感を粉にして、手のひらサイズに閉じ込めました――。淡いピンクの02は、そんなキャッチコピーをつけたいプレストパウダー。少しだけ上気してかすかにキラめくこのお粉はきっと、長田さんをはじめ、閉塞感を感じながら今の時代を生きるみなさまの気持ちにも明るい光を灯してくれると思います。肌そのものが健やかでみずみずしく見える、上品でさりげないツヤ感も特徴ですので、人工的な光感が苦手という方もぜひ！」

肌表面で光を操りながら、肌自体の状態を整えて輝きを引き出す独自技術を採用。肌荒れ防止成分も配合。

From 貴子さん（松倉クリニック代官山 院長）
「20代の頃から約25年の長きにわたり、ずっと愛用している名品。これ以上の細かさはないと思えるほどの超微粒子で、薄紫色を帯びたあまりに崇高な佇まいに、使う前から思わず見とれてしまうほど。私にとっては、究極のお粉といっても過言ではありません。もちろん仕上がりも極上で、さらさら&キュキュッと磨き抜かれたような肌感をもたらしながら、気品と知性まで宿してくれます。ONの日は肌のツヤを控えめにするため、毛足の長いパフでしっかり押さえるように。パフはレフィルとともに2～3個購入し、数日ごとの手洗いも怠りません」

Re 大竹すみれさん（クレ・ド・ポー ボーテ マーケティング部）
「長年のご愛用、本当にありがとうございます！　発売以来、仕上がりの美しさと粉質にこだわり続けてきた自信作です。昨年のリニューアルではさらに透明感や化粧持ちが高まっただけでなく、いかに粉っぽさを感じさせず肌そのものを美しく魅せるかという点も追求し、つける方の美しさをさらに引き出せるようにという思いで開発をしました。貴子さんの美しさを引き立てるパートナーとして、これからもお役に立てますように」

汗・皮脂、擦れ崩れに強いライフプルーフ処方。色ムラを補正し、明るさを与える。

From 摩文仁こずえさん（ビューティライター）
「ジバンシイの4色パウダーを初めて手にしたのは約19年前。こんな色とりどりのお粉を肌にのせるなんて！と驚いた直後、今まで出合ったことのない端正な仕上がりに息をのみました。その後も進化を続け、今年、登場したこちら。使ってみると、やっぱり好き！　理屈抜きで好き！　コンパクトの鏡をのぞき込みながら、ブラシでひと捌け。テカリはふんわり落ち着くものの、頰の赤みや目もとの茶ぐすみは若干薄くなる程度……と思いきや、鏡を30㎝ほど離すと、そこには色ムラを微塵も感じさせない肌があるのです！　プリズムの魔法、さすがです」

Re 佐藤香恵さん（パルファム ジバンシイ PRマネジャー）
「『人の肌の色は単色では表現できない』。ブランドの創始者、ユベール・ド・ジバンシィの考えに基づいて誕生した4色構成のパウダー。自然界の光の魔法、プリズムを再現するように、明るさの秘訣を宿した色のハーモニーが、肌をなめらかに巡ります。隙のない密着力、優れた皮脂吸着力で、いつでもどこでも崩れ知らず。今回、ご指名いただいた1番のカラーは、マスクへの色移りも少なく、コロナ禍においても断トツの売り上げを記録中です！」

どんな肌トーンにもマッチする、トランスルーセントカラー。太陽の下やカメラのフラッシュを浴びても白浮きしない。

From 小田切ヒロさん（ヘア&メイクアップアーティスト）
「肌のクォリティを劇的に高める、ファビュラスなパウダー。同シリーズのプレストタイプも併用していますが、このルースタイプだけでもすでに10個は使い切ったはず。テカリをきちんと抑えながらもマットになるわけではなく、ベストなツヤ感をキープ。エネルギーに満ちあふれ、ただ者ではないオーラまで漂う肌に仕上がります。しかも重ねても重ねても、厚みも白浮きも皆無！　ここまでお粉が素晴らしいとテクニックさえ不要かもしれません。アーティストとしては、本当は秘密にしておきたかった!?と思うほどの名品」

Re 福島まどかさん（NARS JAPAN コミュニケーション マネージャー）
「プロのアーティストの方々の評判から人気に火がついたこちら。小田切さんがおっしゃるように、どんなに重ねても白浮きせず、光が当たると『ライトリフレクティング（＝光を反射）』するので、くすみなど気になる部分もカムフラージュされ、顔色をパッと明るく見せてくれます。この春のアップグレードで、肌にやさしい成分を採用したクリーン処方になり、パウダー粒子がさらにきめ細かに！　パッケージもより使いやすく粉飛びしにくい設計になりました」

肌なじみを高める成分が、しなやかなフィット感と優れた化粧持ちを実現。隠ぺい感なく毛穴やくすみをカバーする。

From 平 輝乃さん（ビューティエディター）
「パウダーってパサパサするし、肌のツヤが消えちゃうし……と長年敬遠していた私をハッとさせてくれたのは、コスメデコルテさん、あなたです！　こちらのお粉は、粉体自体がしっとりしていてまったくパサつかず、面でやわらかな光を回してくれる。ほどよい厚みのある付属ブラシでふわっと肌をなでるだけで、気になるノイズがスーッと消えていく。パウダーでピュアな透明感がつくれることを初めて知りました。デイリーはもちろん、着物に合わせてちょっと格上げ美肌に仕上げたい日も、絶対これでなくちゃダメ」

Re 吉成里沙さん（コスメデコルテ PRマネージャー）
「お粉の役割は果たしながらも決して乾燥感はなく、内側からやわらかな光を放つようなツヤ仕上がりをかなえる自信作。お粉苦手派の平さんにもお気に召していただき、感激もひとしおです！　上質なシルクのようなツヤを演出するオーガニックシルクパウダーや、くすみの原因となる黄色の光は通さずにピュアな光だけを透過するスキンフュージョンパウダー配合で、ブラシでひとなでするだけで透明感がアップします。これからも頼りにしていただけるとうれしいです」

沖縄県産のタマヌオイルを配合。肌にも地球にも負担を掛けず、スキンケアで整えたようなツヤ肌に。

From 工藤 弥さん（モデル）
「とにかく軽い！　これまで使っていたパウダーの10倍軽い！　そして肌をさわるとサラッサラ。それなのにずっと乾燥しないのは、オイルのおかげなのでしょうか？　余分なツヤがなく、でもマットとも違う、ニュートラルな仕上がりも理想的。薄くナチュラルにしたいときは大きめのブラシでごく少量を、しっかりつくり込みたいときはスポンジでやや多めにつけて、少しおいてからブラシがけして、厚みをコントロール。持ちも抜群で、今は化粧直しの必要性さえ感じないけど、もしプレストタイプが発売になったらお出かけ用に持ち歩きたい」

Re 小林穂乃香さん（SHIRO PR）
「虜になっていただき、ありがとうございます♪　そうなんです、こちらは粉がとっても細かくてサラフワなのに、タマヌの油分が潤いをしっかり閉じ込めてくれるんです！　実は昨年の春にリニューアルいたしまして、さらにスキンケア効果が高まりました。毛穴やくすみはカバーしながら、素肌感は残してくれるのも特徴。ゼラニウムやラベンダーなどの精油が香るパウダーで、これからもメイクアップタイムを楽しんでくださいね」

モード肌に仕上げるお粉Tips