Q マスクが原因で起こるシミの特徴は? A 炎症による赤茶ぐすみやモヤモヤジミ 「マスクによる蒸れや過剰な皮脂分泌は炎症を引き起こすため、肌に赤みが出やすくなります。そこにシミや肝斑などの色ムラが重なると、さらに濃く、浮き上がるように目立ってくるんです。マスクだけが原因ではありませんが、30代後半以降になると炎症を伴うシミが増えてきて、改善にも時間がかかります」
Q マスク装着中に注意すべきことは? A 肌への摩擦を最小限に抑える! 「立体形状のマスクは鼻にあたる部分にワイヤーが内蔵されているものが多く、癖でこの部分をさわってしまったり、マスクがズレたときにワイヤーが肌に擦れたりすることで、ダメージになっていることがあるようです。状況に合わせてこまめにはずしたほうが蒸れは防げますが、上げ下げする際の摩擦刺激にも注意を」
Q マスクジミに効果的な美白ケアの選び方は? A 低刺激&抗炎症作用が高いもの 「肌に赤みがあるとき、モヤモヤッと茶ぐすんだシミには、抗炎症作用があるものが効果的です。美白ケアの王道成分、ビタミンCにも炎症を抑える働きがありますし、肌の揺らぎを鎮めるシカコスメなどを取り入れても。摩擦は炎症を悪化させるので、塗るときはくれぐれも擦らず、やさしく置くように塗りましょう」
Q マスクジミにシミ取りレーザーは有効? A 炎症を伴うシミは、悪化する可能性あり 「一般的なシミ取りレーザーは輪郭がくっきりとした濃いシミには有効ですが、炎症性のシミや肝斑のようにモヤモヤとした色ムラは、かえって濃くなる可能性が。炎症を助長しない程度の弱いパワーで広範囲に照射するトーニングレーザーや美容成分を送り込む導入系の治療を、コツコツ続けるのがおすすめです」