Tシャツ美人3名に聞く、こだわりスタイル&ボディメイクTIPS

個性やライフスタイルを反映したTシャツの着こなしに定評のあるメイクアップアーティスト、フリーランスPR、スタイリスト。自他共に認めるTシャツラバーの3人に、スタイリングのこだわりと、引き締まったすっきりボディをキープする習慣を聞いた。

●ヘア&メイクアップアーティスト Rie Shiraishiさん

「Tシャツはニュートラルな気持ちになれるリラックスアイテム。だからこそ、軽やかな体と心で」

オンもオフも、ミニマルでモードな服を、軽やかなボディでさりげなく着こなすメイクアップアーティストのRie Shiraishiさん。無駄のない体をキープする毎日のメソッドを教えてくれた。

PROFILE●Rie Shiraishiさん
ヘア&メイクアップアーティスト。研ぎ澄まされたモードなファッションを、気負わずさらりと着こなすセンスの持ち主。Tシャツを着る上でイメージするアイコンはジェーン・バーキン。注目のTシャツブランドはアメリカのMillerやUpcycle。マルタン・マルジェラの白Tに白いパンツを合わせたオールホワイトスタイルがお気に入り。


14時間の短時間断食と、マルベリーリーフティーでスッキリボディ

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食前のマリベリーリーフティーが、太りにくい体作りに役立っている

「半年ほど、食事の前にミネラルを豊富に含むマルベリーリーフティーを飲んでいます。これにより、代謝アップが促され、以前より食べても太りにくくなったような気が。またリーンゲインズという短時間断食ダイエット法も実践。これは、食事を摂る時間とまったく摂らない時間を決めて、そのサイクルを繰り返すもの。私は毎日夕飯を食べてから、14時間空けて次の食事を。朝は白湯だけ。これを始めて3キロ痩せました」(Rie Shiraishiさん)

体幹を鍛えるトレーニングで美姿勢キープ

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インナーマッスルを強化することで正しい姿勢を無理なく

「半年前から、体幹トレーニングを続けています。レッグレイズ、プランク、スクワット、腕立て伏せ、腹筋、ヒップリフトをその日の体調に合わせて、できる範囲で。これは痩せる、というよりは、インナーマッスルを鍛える目的のトレーニングで、姿勢が確かに良くなり、疲れにくくなりました。基礎代謝が上がって体力がついたせいか、メンタル面も安定」

ヨガの腹式呼吸で気持ちを整える

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ハーブの香りを深く吸い込みながら、ヨガで心身をクールダウン

「コロナ自粛のステイホーム中に、ざわつく心を整えるために始めたのが、ヨガ。スパセイロンのハーブの香りを感じながら腹式呼吸することで、深いリラックス感が得られ、気持ちが落ち着きます。姿勢も整い、内臓脂肪がつきにくくなるというメリットも」

●フリーランスPR/ヨガインストラクター 野島裕子さん 

「体のシルエットが透ける薄手のTシャツに、引き締まった日焼け肌をコーディネート」

趣味として始めたヨガにのめり込み、インストラクターも本業になった、フリーランスPRの野島裕子さんは、正真正銘のヘルシー美人。ブームではなく、日常に溶け込んだナチュラルで健康的な習慣にフォーカス。

PROFILE●野島裕子さん
フリーランスPR/ヨガインストラクター。生命感溢れる引き締まったボディと日焼けした肌がトレードマーク。生活に欠かせないTシャツは、ヨガやサーフィンの時は薄手で透け感のあるもの、仕事では厚地でネックラインが太めなメンズライクなデザインと使い分け、リラックスタイムには大きめのロンTとレギンスで過ごすことも多い。マイルールは、体操着に見えないこと、透けすぎNG。Toyoga、ジェームスパース、ユニクロやヘインズのTシャツも好き。

サーフィンで全身の筋肉をフル稼働 

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ショートボードのパドリングで上半身がさらに引き締まった。

「8年前に始めたサーフィン。最初はロングボードだったのですが、今はショートボードに乗っています。板が短くなるにつれ全身を使ってパドルをするので体がみるみる引き締まり、さらに太りにくくなりました。運動がライフワークなので筋肉量はかなり多めで、体内年齢はマイナス14歳くらい。日焼けした肌には白Tも映えるので、飾らないシンプルなコーディネートでもスタイルアップ効果が」(野島裕子さん)

アサイーボウルなど手作りヘルシースイーツをたっぷり

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毎朝のアサイーボウルでビタミンをたっぷり。スイーツは白砂糖フリー。

「フルーツが大好きなので、毎朝2、3種類の果物をアサイーボウルに入れたり、ヨーグルトに混ぜたり。グラノーラやエナジーボールは常に作り置きしています。基本的には、白砂糖を避け、甘味はアガべシロップやはちみつなどで代用。砂糖を断つと、肌質改善、睡眠の質の向上、食欲の暴走やイライラが落ち着くなど、体にいいことばかりです。とはいえ、毎日の食事では野菜もお肉もしっかり摂ります。偏った食生活では、理想の体型を維持することは難しいですから」

生活の中心にあるヨガで体の変化を感じとり、調整

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ライフワークのヨガ。自分の体や心を向き合う大事な時間

「レッスンを行う以外にも、週に3〜4日はヨガマットで自主練。ヨガを日課にすることで、体重計に乗らなくても体の重さやむくみなど変化を敏感に感じとれるので、食事の量を減らしたり、炭水化物やアルコールを控えたりと、その都度調整でき、体型維持に。さらに、できるだけ体のラインがわかるウェアを選ぶことで、自分を戒めます。でも私が目指しているのは、単に細いだけでなく、疲れを感じないタフで健康な体です」

●スタイリスト 杉本学子さん

「姿勢を整えることでボディバランスもすっきり変わることを発見」

エイジレスな可愛らしさとカッコよさが共存する人気スタイリスト、杉本学子さん。最近、さらにボディがすっきりシャープになった、と噂の杉本さんが実践する毎日のルーティンとは。

PROFILE●杉本学子さん
スタイリスト。カッコよく、女っぽく、チャーミングなセンスメイカー。ONの時こそTシャツで自分の個性を表現したい派で、Tシャツは形と素材の良さを重視し、袖のカットやリブの太さも吟味。ダイアン・キートンのようなマスキュリンなスタイリングをイメージし、チャンキーヒールや皮靴、綺麗めのサンダルを合わせることが多い。AURALEEのTシャツ×セットアップスタイルにハマっていて、オートクチュリエSAQULAIのマスクでコーディネートを仕上げるのが最近のお気に入り。

朝のスムージーで腸も肌もスッキリ

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豆乳とフルーツにスーパーフードをミックスするお手製スムージー。便秘体質にも変化が

「毎朝、豆乳に冷凍バナナ、幻キノコのチャーガ、ベジパワープラス、ヘンププロテイン、CBDオイルなどをブレンドしたオリジナルスムージーを作って飲んでいます。便秘体質が改善し、急な肌荒れもなくなりました。朝のパン食をやめたのも私には合っていたみたい」。(杉本学子さん)

マイ炭酸水を飲んで、むくみと間食を撃退

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いつでも好きな水で炭酸水を作れるマシンがお気に入り。代謝アップ効果も

「炭酸水メーカー、aarkeを友人にプレゼントされたのがきっかけ。朝起きた時、食事中、お風呂上がりと、こまめに飲み、外出時もマイボトルに入れて持ち歩きます。好きな水で炭酸水を作れるので飲みやすく、無駄にお腹が空かないので間食予防にも。水分をたくさん摂れるおかげで代謝が良くなり、むくみや冷えの改善にも役立っているような。炭酸効果で、気分も体もスッキリ」。

死海のバスソルト入浴でたっぷり発汗

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ミネラル豊富な死海の塩を全身に取り込む入浴で、汗と一緒にストレスや疲れも流す

「イスラエル、ヨルダンを訪れた時、死海に入ってそのパワーを体感してしまい(笑)。以来、お風呂に入る時は、BARAKAのジョルダニアンデッドシーソルトが欠かせません。同じ入浴時間でも、温まりかたや汗の量、疲れのとれ具合が明らかに違う。運動ができない日にも、入浴で体を温めたっぷり発汗することでデトックス感覚を味わえるし、塩水に浸かるとストレスを流し心身を清めるなど、スピリチュアル的なメリットもあると言われます。また、ボディメイクという意味では、姿勢も重要。丸顔で首が短いので、首が詰まった服は太って見えると敬遠していましたが、首の位置を意識して肩甲骨を下げる姿勢に直したら、以前よりすっとした印象に見えるように。姿勢を整えると痩せやすくなるし、自分の癖や体への意識も変わります」。

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