ベースメイクの一部として仕込む血色チークは、肌の奥から透けるようなニュアンス程度の赤みをイメージ。これはどんなメイクのときも土台となるもので、LOOK2と3のチークにもベースとして仕込んでいる。ナチュラルメイクなら、この血色チークだけでもOK!
カーディガン¥28,000/ジョン ローレンス サリバン ︎03-5428-0068 ネックレス¥213,000/エドストローム オフィス(シャルロット シェネ)03-6427-5901
「ファンデーションで作った肌色に、本来あるべき血色感を仕込みます。あくまで肌づくりの延長として考えたいので、ファンデーションに溶け込むようなクリーミィなテクスチャーをチョイス。色は、日本人の肌の自然な血色に近いピーチを基準に、色白ならピンク味を、健康的な肌色ならコーラルやオレンジのニュアンスを足して。リキッドファンデーションのときも、チークの上には仕上げのパウダーを重ねないほうが自然」(MICHIRUさん)。
カジュアルなデニムスタイルやスポーツテイストのファッションなら、うっすら上気したような血色感がちょうどいい。
Make Up Tips
1.顔にのせる前に、手の甲などで、チークの量を調整。
2.笑ったときに高くなるところを始点に中指でチークをポンとのせる。
3.始点から、中指で「の」の字を描くように、トントンと中央から外に向かって広げ、エッジをぼかして自然なグラデーションに仕上げる。
仕込みチークのオススメアイテム
1.潤いのツヤがジューシーな、ピーチピンクでみずみずしく
MiMC「ミネラルクリーミーチーク 01」<モデル使用色>
マンゴーバターやサジーオイル、オーガニックのアルガンオイルなどの保湿成分たっぷりのバームにミネラルで色をのせた美容液チーク。ふんわり優しいピーチピンクで、みずみずしいツヤを放つ仕上がりがフレッシュ。
MiMC
www.mimc.co.jp
03-6421-4211
2. 不器用さんにも優しい、シアーレッドのポンポンチーク
資生堂「マキアージュ ビューティースキンクリエーター RD344」
頬にポンポンなじませる、手を汚さないスポンジ一体型のクリームチーク。べたつかずサラサラのパウダー感触と、クリームならではの自然なツヤを同時に楽しめる。重ねてもつけすぎにならないシアーなレッドが使いやすい。
資生堂
http://maquillage.shiseido.co.jp/
0120-81-4710
3. 重さも厚みもないベージュピンクはファーストチョイス
シャネル「ルージュ ココ リップ ブラッシュ #414」
ふんわりチークとハーフマットリップの2役をこなすスリムな1本は、この春のマストハブ。甘いだけじゃないベージュピンクが大人の美しい血色を描く。頬に心地よくなめらかに溶け込み、ホホバオイルなどの保湿成分がもたらすしっとり感も魅力。
シャネル
http://www.chanel.com
0120-525-519
4. ちょっと渋めの光沢レッドが絶妙な血色感を仕込む
カネボウインターナショナルDiv.「カネボウ モノブラッシュ 02 」
ぷるぷるの弾力ムースのようなウェットなテクスチャーが、肌に密着するとさらっとしたパウダーに変わる。グロッシーな質感と粒子の細かい繊細な輝きを含んだシックなローズ系レッドは、人肌のような紅潮感を演出。
カネボウインターナショナルDiv.
www.kanebo-global.com
0120-518-520
5.顔全体がフワッと明るくなるイノセントなピンク
エレガンス 「スリーク フェイス N PK101 」
とにかくみずみずしくなめらかな、王道のクリームテクスチャー。ゴールドパールを含んだクリアなピンクが肌に調和し、印象全体をトーンアップしてイノセント感も。時間が経ってもくすまず美しいまま。
エレガンス コスメティックス
www.elegance-cosmetics.com
0120-766-995
-PROFILE-
MICHIRU●メイクアップアーティスト&ビューティディレクター
渡仏、渡米を経て帰国後、国内外のファッション誌、映像、女優やアーティストのメイク、講師、化粧品関連のアドバイザーやコンサルタント、商品開発のクリエイティブ ディレクションなども手がける。肌、心、体の内側からきれいになれるインナービューティを提唱するなど幅広いフィールドで活動。パーソナルな美しさを引き出すメイクマニュアルの書籍『MAKE YOU UP』がある。