正直な肉体年齢が表れてしまう無防備な後姿。きびきび動くエネルギッシュな人は、骨と筋肉が美しい隆起を描く背中を持っているもの。広背筋と脊柱起立筋を鍛えて無駄がなく生命力の宿る背中を育て、B面も隙なく美しく。
POINT
●伸ばした腕を耳より下げない
●脚のポジションは浮かせたまま固定
●腕を引くときは脇を締める
凜とした後姿の要となる背中の筋肉。脇の下から腰まで広がる大きな広背筋と、背骨の両脇にまっすぐ走り姿勢を支える脊柱起立筋を同時に鍛えるエクササイズを。うつ伏せになり、肩を下げた状態で両手を前に伸ばし、息を吐きながら両手、両脚を持ち上げる。
「耳と肩の距離が近づかないように注意し、腕は耳の高さより下げないこと。背筋が弱いと腕が下がりやすいので、頑張ってできるだけ上にキープ」（山口さん）。
前半30秒は上げたまま静止、後半30秒は、伸ばした腕をグッと脇まで引き寄せる。どちらも呼吸は止めず、リズミカルに吸って吐いて。
