【お悩み5】ブラ脇のハミ肉が憎い!

テレワークのため家で過ごす時間が長くなったことで、下着の選び方が変わり、特にブラジャーは、補整効果や繊細なデザインより、リラックスできる着け心地を重視。気付けば一日中ノーブラだったなんてことも。久しぶりの出勤でしっかりホールドするジャストなブラを着けたら、ストラップやアンダーベルト、カップの脇からハミ肉がもっこり。焦るあなたに、バストから脇、背中のブラ周りのハミ肉をスッキリ引き締める簡単ワークアウトをご紹介。

1.肩甲骨ぎゅっと寄せ

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タオルで簡単ストレッチ!

1)足幅をこぶし1つぶんくらい開いて立ち、後ろに手を回して親指を内側にタオルを肩幅に掴む。脇をぴったり締めて肘を伸ばした状態をキープ。

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お腹を軽く凹ませ、腰は反らさず、肩が上がらないようにするのがポイント

2) 腕を伸ばし、脇を締めたまま、二の腕を外側に開くようにくるっと返して肩甲骨を中央に寄せる。お腹を軽く凹ませ、腰は反らさず、肩が上がらないように注意。1→2を20回くり返す。

*ブラの背中側にはみ出す肉は、背骨につながり肩甲骨を寄せる動きをするための「菱形筋」の硬直が大きな原因。タオルを使って二の腕から外旋させることで菱形筋の可動をサポートし、肩甲骨を正しい位置に整えることで、背面がスッキリ。

2.ゆらゆら大胸筋リセット

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鎖骨周りの硬直をほぐして、肩を開きやすく

横向きに寝て、枕やクッションに頭を乗せ水平にキープ。膝は曲げて楽なポジションでOK。上の手を前に伸ばし、筒状に丸めたバスタオルに乗せる。下の手は鎖骨のくぼみを親指で押さえる。

タオルを転がすように上の手をゆらゆら動かし、下の手の親指で鎖骨に圧をかける。鎖骨の内側から外側に向かって4ヶ所と、鎖骨下で4ヶ所、前後にゆらゆらを10回繰り返す。反対側も同様に。

*肩が内側に入る巻き肩で、胸の前側にある大胸筋が硬く縮まると、前側のブラのハミ肉の原因に。バスタオルを使って腕を脱力しながら、大胸筋が付着する鎖骨周りの硬直をほぐすことで、肩が開きやすくなり、バストから脇のもたつきも引き締まる。


教えてくれたのは 村木宏衣さん

エイジングデザイナー。エステティックサロン、整体院、美容クリニックで経験を重ね、独自の「村木式整筋」メソッドを確立。筋肉、骨格、リンパにアプローチするオリジナルの理論と手法で小顔やボディメイクを実現する

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