INNER-EYE ACCENTS
“大人の色遊びは目頭で”。2022年の確立されたセオリーを証明するのはグッチやサンローラン。鮮やかでまばゆい輝きは目頭を彩ることでよりアクセサリー的になり、華やかなルックを引き立てるアクセントに。ディオールのように服やアクセサリーと目頭の色をリンクさせる試みも、スタイルをひときわ洗練させてくれる。一重や奥二重の人でも色がまぶたに隠れないのも嬉しいポイント。プレイフルな気持ちをのせて、思いっきり大胆に。
スキントーンに馴染むカラーを目頭に
「どんなまぶたの形やスキントーンにもハマりやすいので、難しく考えずに“アイメイクを内側にズラす”くらいの感覚でトライして。目頭にはオレンジやコッパー、イエローなどスキントーンの延長線上の色を。その脇にブルーやグリーンの寒色系を持ってくれば、鮮やかな色の掛け合わせもすんなりなじみます。内側に視線が集まりすぎないよう目尻側にダークトーンを仕込み、チークもやや外側にのせることを意識して」（Kanakoさん）。
EYE MAKE-UP TIPS
1 ゲラン オンブル ジェ 360 MYSTIC PEACOCKのコッパー（左下）をチップに取り、目頭を「く」の字に囲む。色と輝きがはっきりわかるよう大胆に。
2 同じパレットのブルーグリーン（右下）をブラシに取り、上の目頭側1/2の二重幅にサッとのせる。
3 同じパレットのマリンブルー（左上）を細いチップに取り、上の目頭側1/2の目のキワにオン。
4 同じパレットのチャコールグレー（右上）を細いチップに取り、上の目尻側1/2のまつ毛の隙間を埋める。
5 シャネル ヌワール アリュール 10は、上のまつ毛だけに一度塗りして軽やかに。
6 キャンメイク スマートミニアイブロウカラー 02を、眉頭から眉尻に向かってサッとのせる。毛流れを強調しつつも眉のトーンをやわらげ、目もとの色がより引き立つように！
＊使用したアイメイクアップアイテムの詳細はこちらをチェック！
モデル使用アイテム
パリと東京を行き来し、多くのコレクションのバックステージを担当するメイクアップアーティスト。若くして海外に渡り、「シャネル」のコスメティックのクリエイティブに携わっていたルチア・ピカの1stアシスタントを務めた経験も。モードな吸引力と品を併せ持つ洗練されたメイクアップで、日本のビューティシーンに新風を吹き込む存在。現在はコスメティックブランドアドバイザーをつとめるなど、新たな活動の場を広げている。Instagramは、@canakoxx をチェック！
