BACK TO 黒マスカラ。丁寧に作り込んだようなブラックまつ毛が今、新鮮
「目元にポイントをつくるマスクメイクアップでは、“遊び”としてカラーマスカラが流行ったけれど、フルメイクアップなら、やっぱりブラックマスカラ。全体を引き締めてきちんと感を出してくれます」(ヘア&メイクアップアーティスト 長井かおりさん・以下同)。マスカラを丁寧に塗って、スクリューブラシでとかして、を繰り返したような1本1本セパレートされたまつ毛も、プチプラコスメの優秀マスカラを使えば、誰でもテクニックなしで表現できる。
プチプラコスメの技術の進化を一番実感できるのはマスカラ。
「ボテッとつかない軽やかな液だったり、ワンストロークで根本から毛先までキレイに塗れるブラシやコームの形状だったりで、ただ塗るだけで“たっぷり時間をかけて仕上げた感”を出してくれます」。
目元を凛とさせたら、口元にはニュアンスチェンジリップで遊びを。
「手持ちアイテムの印象を変えてくれるニュアンスチェンジものも、プチプラなら気軽にトライできるはず」。
【キーアイテムはコレ!】
「丁寧に作り込んだようなセパレートまつ毛は、“物頼み”でOK。ケイトのマスカラは、糸のように伸びる液と独特のコームの形状で、何度塗り重ねても“ひじきまつ毛”になりません。デジャヴュのリキッドアイライナーは、筆先がとっても短く、極繊細なラインも思うまま。リンメルのリップは透け感のあるイエロー。唇が赤い人ならそのまま、赤みが少ない人ならベージュリップの上に重ねると、しゃれ感のある口もとに」(長井さん)。
(左)美しい発色と艶、うるおいが長時間続くティント処方で、保湿&ケア成分もたっぷり。唇の水分や体温に反応して色が変化し、自分だけのニュアンスリップが楽しめる。
リンメル
www.rimmellondon.jp
0120-878-653
(中)まつ毛の間隔よりも狭いコームは上まつ毛用と下まつ毛用がセットされ、まつ毛の隙間に入り込んで1本1本セパレート。伸びる液で、自まつ毛そのものがまるで伸びたかのような仕上がりに。
カネボウ化粧品
nomorerules.net
0120-518-520
(右)わずか5mmのショート丈で筆がしなりにくく、驚くほど簡単に繊細なラインが描ける。皮脂、汗、涙、こすれに強いのに、お湯だけで簡単にオフできる。
イミュ
www.imju.co.jp
0120-371367
MAKE UP TIPS
1 まつ毛を際立たせるため、目元とチークはほんのり温かみのあるワントーンで。マスカラはまつ毛の根本から毛先に向かって丁寧に塗る。
2 鏡を見て、目尻にもう少し強さが欲しいと感じたらアイラインを。目を開けて、目尻にまつ毛を1本足すような気持ちで描く。
3 リップは唇の色をいかすニュアンスリップをオン。唇に押し込むように、圧力をかけながら塗ると綺麗に発色する。
その他使用アイテム
(上)マット、パール、ラメ、グリッターの4つの質感と、まぶたに溶け込むようになじむくすみ感のあるカラーで、さまざまなメイクアップが楽しめる。モデルのメイクアップでは、右上のマットなくすみピンク色を上下のまぶたにぼかして黒マスカラを引き立て、右下のレッドラメを下まぶたに少しだけ入れて華やかさをプラス。
資生堂お客さま窓口
https://www.shiseido.co.jp/mj
0120-81-4710
(下左)チーク、ハイライト、アイシャドウになるニュアンスパウダー。ゴールド、レッド、ブルーの偏光パールが面で発色して艶肌に。目の下にパウダーの形のままのせるような気分で幅広くぼかして。
セザンヌ化粧品
http://www.cezanne.co.jp
0120-55-8515
(下右)レッドブラウン系の3色で、アイブロウもノーズシャドウも1品でOK。自然なグラデーションの眉と、ホリの深い目元が簡単につくれる。今回はまつ毛が主役のメイクアップなので、眉の存在感を消すように、中央のブラウンと下のベージュを混ぜて、眉毛の下の肌を埋めるようにぼかした。
カネボウ化粧品
nomorerules.net
0120-518-520