作り込まずに小顔に見せたいなら、ベージュの代わりに、いまどきピンクで目元や頬に影を仕込んで。難しい理論もテクニックも不要。彩度が高すぎないピンクを選べば、柔らかいのにぼんやりしない立体顔が完成!
悟られない陰影と憂いを仕込む、エフォートレスなピンクルック
立体小顔を叶えるベージュからブラウンのアイシャドウやフェイスカラーは、私たちにとって生命線のような存在。
「そのベーシックなカラーに代わるのが、いまどきのピンク。かすかなくすみニュアンスを含むピンクは万能なんです」と長井かおりさん。
「最近のアイシャドウやチークのピンクは、ラブリーすぎず、ほどよくスモーキーなニュアンスがあるので、シェーディング効果を発揮。ブラウンよりさりげなく立体感を演出し、可愛さとシャープさが共存する大人のピンクルックをもっと楽しんでほしい!」
モデル使用色:くすみ濃度強めのピンクで、洗練されたシャープさを
ピンクのくすみ濃度によって、シェーディングの強弱をアレンジ。特に目元の腫れぼったさを回避したい場合は、しっかり発色する落ち着いたピンクのアイシャドウを選んで深みと奥行き感を強調したい。輪郭を引き締めるチークは、ロートーンのスモーキーローズがおすすめ。ツヤを抑えたルミナスマットのベージュ系リップを合わせて、モードなエッセンスをひとさじ。
A:セルヴォーク ポリフォニック ブラッシュ 01の詳細は製品紹介ページをチェック
B:シャネル レ ベージュ パレット ルガール クール ドゥ シャネルの詳細は製品紹介ページをチェック
MAKE UP TIPS:広めピンクチークで、輪郭をキリッと引き締める
1.アイシャドウはシャネル レ ベージュ パレット ルガール(製品画像B)を使用。右中央のロージーピンクを、アイホールからノーズシャドウに繋げる。ノーズシャドウは、目頭の下あたりまで自然にぼかす(①)。そのまま鼻先にもV字にオン(②)。
2.ブラウンのアイライナーを上下に入れて、ライナーの上からBの左上と右下を混ぜて重ねる。
3.チークはセルヴォークのポリフォニック ブラッシュ 01(製品画像A)を使用。左のパウダーを、耳の上から頬骨の下でくの字になるように三角を描き(③)、ブラシの残りで 三角の内側をふんわりぼかす(④)。
4.顔全体のロージーな甘さを、ルミナスマットなヌードピンクのルージュ ディオール 100V(製品画像C)で引き締める。輪郭よりややオーバーめに塗り、グラマラスに仕上げて。