ピンクで仕込む、ほんのり血色と、カラーレスな影。マイルドなくすみのピンクを目元と頬のベースに使い、トレンドのイエローやブラウンを効かせて、おしゃれ感が漂うビターなルックに。可愛いのに刺激的な表情もピンクの得意技。
明るい肌に青みピンクで立体感を。ピンク×イエローで鮮度を高めて。
主張しないベースカラーとして仕込む青みピンク。
「いまどきのピンクは青みに見えても巧みなパール使いとで黄みの強い肌にも溶け込み、くすみを目立たなくする優秀カラー。特にチークは、正面顔は優しい血色、サイドには立体感を演出してくれるので、上手に活用したいもの。ただし、青みピンクを使う場合はベースメイクを明るく仕上げるのを忘れずに」と、メイクアップ アーティストの長井かおりさん。
アイシャドウで囲み目をしてもピンクニュアンスなら怖くならないのも推しポイント。
「ピンクで作った土台にはアクセントカラーも映えます。マスタードのクリームアイカラー、ブラウンレッドのリップを差し色にして、スパイシーなメイクアップを楽しんで」
MAKE UP TIPS:カラーレスピンクのシェーディングで彫り深顔に
1.アイシャドウはルナソル アイカラーレーション 24 (製品画像B)を使用。右上をメインに右下を混ぜて、アイホールから眉下、目頭の下あたりまでノーズシャドウとして入れ(①)、右下と左下を混ぜて目の際を囲むようにぼかす。
2.THREE グラムトーンカラーカスタード 01のマスタードイエロー(製品画像D)を、目を開けた時に見えるように二重幅の上に雲のようにポンとおく。
3.ノーズシャドウに使った Bの右2色で、鼻先に小さなV字を入れて鼻筋をシュッと見せる(②)。
4.ジル スチュアート パステルぺタル ブラッシュ 04(製品画像A)の下半分の濃いピンクをブラシに含ませ、耳の上から頬骨の上を通ってくの字に入れる(③)。ブラシに残ったチークで三角の中をぼかす(④)。
5.唇は、カネボウ ルージュスターヴァイブラント 07、艶のあるブラウンレッド(製品画像C)を直塗り。
モデル使用色:ハイトーンのくすみピンクで、透明感と影を同時に引き出す
アレンジのルックに使用したピンクは、くすみ濃度低めのハイトーン。ほんのり青みを帯びた鮮やかすぎないピンクなら、まぶたや頬の透明感を際立たせながら、見えない影も同時に仕込め、擬似美肌効果も。繊細な多色パールを含んだぎらつかないピンクは、まさに大人のベーシック。イエローやブラウンレッドをミックスしても、しっくりなじむ。
A:ジルスチュアート パステルペダルブラッシュ 04の詳細はこちらの製品紹介ページをチェック
B:ルナソル アイカラーレーション 24についての詳細はこちらの製品紹介ページをチェック