“整形級”激変メイクで注目を集め、独自のメイクアップ技術とファッションセンス、アニメから抜け出したような等身バランスが幅広い世代に支持される美容クリエイター、GYUTAEさん。在日韓国人2世の両親を持ち、10代から全身脱毛症に悩まされ、さまざまな経験や葛藤を乗り越えて、自信のある今を掴みとったGYUTAEさんが、皆さんの美容やメンタル、さまざまな悩みにお答えする新連載がスタート。第1回目は、GYUTAEさんのリアルな姿をとことん深堀する「GYUTAEの解体新SHOW」をテーマにお届け。
ネガティブな感情も理想の自分に近づく「美容」で払拭!
GYUTAEの“解体新SHOW“
ビューティへの目覚めと、自己プロデュース力の源
広島県で、在日韓国人2世の両親のもとに生まれたGYUTAEさん。兄と姉の3人兄弟の末っ子で、運動より絵を描くことが好きな、大人びた小学生時代を過ごす。
「物心ついたときからファッションへのこだわりが強かったんです。小学校に入る前から、僕はこれが着たい! という明確な意志がありました。それが今の自己プロデュース力につながっているのかも」
しかし、中学校へ入学する直前に、自分の容姿にコンプレックスを感じ始めたそう。
「そもそもスポーツが得意じゃないインドア志向の僕は、スクールカーストでは低いポジション。ファッションが好きなことも中学時代はプラスには働かず、身長はぐんぐん伸びたけど、顔が大きい、目が小さい、鼻が低い、など、自分の顔のすべてが嫌いでした」
そんな外見のコンプレックにさいなまれた中学生時代に、メイクアップに開眼する劇的な出会いがあった。
「小学生の時からダンスも歌も上手いボーイズグループ・東方神起のファンでした。そのメンバーの一人だったジュンスが、2010年にソロデビューした時のルックスが衝撃的で。シルバーヘアにカラコン、白い肌に目の周りを真っ黒に染めた囲み目メイクで、男性でもこんなに美しく変われるんだ! 僕もやってみたい! と、母のコスメティックスを使って見よう見まねでメイクアップをしたのが、初めての美容体験。手順も知らないし、テクニックなんか全然ないけど、小さい目に強さが生まれて、盛れてる! かっこいい! と思えて、家族にも友達にも内緒でひっそりメイクをしては自撮りするのが趣味になりました」
ライフワークとなったメイクアップの“GYUTAEルール”
その後、高校2年から脱毛症を患い、治療を続けるも進行が止まらず、ストレスだらけの学生生活を送ったGYUTAEさん。でもその逆境も美容の力で乗り越えて、メイクアップは性格や生き方まで変えるライフワークに。
「まるで絵を描いているような感覚ですね。欠点をカバーして自分の理想に近づけるメイクアップで、容姿に対するネガティブな感情も消えて、自分に自信を持つことができる。スキンケアを研究すれば肌も変わるし、なりたい肌はベースメイクで作ればいい。眉毛やまつ毛も好きなように描けるし、ウィッグだってファッション感覚で楽しんでいます。皆さんも、誰かのためではなく、好きなものを貫く勇気を持って、自分が喜ぶメイクを自由に遊んで可能性を広げてほしい」
GYUTAEの“ビューティ”を作るもの
ビューティプロである、GYUTAEさんが絶賛愛用中のプロダクトを一挙ご紹介。
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