“整形級”激変メイクで注目を集め、独自のメイクテクニックとファッションセンスで支持される美容クリエイター、GYUTAEさん。10代で全身脱毛症を発症するなど、さまざまな困難や葛藤を乗り越えて、自信にあふれる今の姿を掴みとったGYUTAEさんが、みなさんの美容と、そこに付随するメンタルの悩みに答える新連載。第三回目は、高身長なため、初対面の人にクールな印象を持たれ、「第一印象が怖い!」と思われてしまうことに怯える20代女性・S。「自分は仲良くなりたいと思っていても、距離を置かれたりするため、深い関係性を築くことが苦手な私。初対面の人でも、話しかけやすくて、“愛される”キャラを演出できるメイクアップTIPSを教えて!」というお悩みに、GYUTAEさんが答えます。
【お悩み】「人から壁を作られがち……。コミュニケーション上手な、愛され顔になるメイクアップが知りたい」
「日焼け止めやBBクリームにシアーなリップを足すだけというメイクレス化が止まらない、25歳会社員です。性格は、天然でのんびりしていると言われることが多め。どちらかといえば“陽キャ”だと思うのですが、母ゆずりの173cmの身長、そしてショートヘアという見た目の影響なのか、人から壁を作られることが多いんです。自分に自信を持てないこともあり、他人とコミュニケーションをとる際にも勇気が持てず、一歩引いてしまい、距離を縮められません。“モード感”を担保しつつも、人に愛されるような、カンバセーションポイントになりうるメイクアップTIPSを教えてください」(25歳女性・会社員Sさん)
【GYUTAEさんのアドバイス】「僕も一緒だから共感できます。血色感とツヤを足してフレンドリーな親近感をプラス!」
「このお悩み、めちゃくちゃ共感します。僕も同じで、昔から、話しかけづらい、とっつきにくい、と思われがちなんです。見た目に威圧感があるのかな……。“自分から積極的に行けばいい”という簡単なものじゃないこともわかる。ぐいぐい食い込んでいくのって正直難しいですよね。だからといって、自分らしくない服を着たりするような、趣味嗜好までは変えたくない……。それもわかる! 相談者さんがシックでジェンダーレスでモードっぽいスタイルが好きなら、ファッションはそのままでいいと思うんですよ。でも、何か一つ変えるとしたら、化粧だと思う。ちょっとだけメイクアップで、マイルドなニュアンスを加えてみませんか? ファッションのテイストを変えるより簡単で、印象は大きく変化するわけではないのに、なんだか親近感が湧く、みたいな。まさに、距離を縮める“コミュニケーションメイクアップ”です」
TIPS① ヘルシーな頬の赤みで、表情に柔らかさをプラス!
「親しみやすい印象を作るメイクアップといえば、わかりやすいのはやっぱりチークですね。薄めのベースメイクでも、頬に健康的な血色感があると好感度が上がり、それだけで愛されキャラに。“可愛い雰囲気は私には似合わない、と思うかもしれませんが、色と入れ方を選べば甘さは抑えられるんですよ。おすすめはにじみでるような血色感を表現するコーラル、オレンジ、ピーチ。丸型や、縦にチークをしっかり入れるのではなく、頬骨の下から横に指やブラシでポンポン広げると、愛嬌のあるフレンドリーなルックに仕上がるはず」
TIPS② 頬にグロウな光を仕込んで、ウェルカムなムードを
「チークともう一つ、頬に仕込みたいのがグロウな光。ツヤ玉が輝く丸い頬はチアフルなムードの象徴で、思わず話しかけたくなるような、ポジティブなオーラを発揮します。頬骨の高いところ、チークの上に楕円形にハイライトを足すだけで、フレッシュで生き生きした表情に見えるんですよ。肌と調和しやすいベージュやアイボリーの光で濡れたような湿度を感じる質感のハイライターを選んでくださいね!」
TIPS③ 涙袋と上向きまつ毛で、まなざしを優しく
「クールな切れ長の一重や奥二重、黒々とした囲み目など、強い目力って、少し怖そうに見えてしまう要素ですよね。そこに、柔らかく優しい印象に見せる工夫をちょい足し。まずは涙袋! 下まぶたのキワにパールやラメをスッとライン状に入れて、ふっくらうるっとした瞳に仕上げましょう。そして、ビューラーでしっかりまつ毛をカールして、黒目の光反射を増やすことも大切。まつ毛パーマもおすすめです。キラキラした瞳で相手の目をまっすぐにみることは、あなたに興味があります、というアイコンタクトに。興味がある=好意、なので、自然に距離が縮まりますよ」
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