“整形級”激変メイクで注目を集め、独自のメイクテクニックとファッションセンス、アニメのヒーローのような等身バランスが幅広い世代に支持される美容クリエイター、GYUTAEさん。10代で全身脱毛症を発症するなど、さまざまな困難や葛藤を乗り越えて、自信にあふれる今の姿を掴みとったGYUTAEさんが、みなさんの美容と、そこに付随するメンタルの悩みに答える新連載。第二回目は社会人二年目・23歳の若手エディターから届いた「個性」に関するお悩みについて。「凡庸で、いわゆる“コンサバ”な自分に時にうんざりすることも。個性の出し方を知りたい」と語る彼女。果たしてGYUTAEさんの回答は?
【お悩み】「凡庸な自分にうんざり。周囲からつまらない人と思われていないか不安です」
「今年の春、社会人2年目になりました。まだまだ慣れないことは多いものの、奮闘する日々を送っています。職業柄、個性的な人と話す機会が増え、自分のつまらなさ、凡庸さを実感して、うんざりしたり、ときに焦ったりすることがあります。つい周囲の視線を気にして、合わせてしまう私からすると、自分が好きなものを貫くパワーを持つ人や、軸をしっかり持っている人に憧れます。それと同時に、見た目も中身も“コンサバ”な自分に対し、残念に思う気持ちも。話をしている相手から“つまらない人間”と思われているのではないか、と不安にもなります。自信があふれるGYUTAEさんのような個性って、どうやって出せばいいのでしょうか」(23歳女性・会社員Mさん)
【GYUTAEさんのアドバイス】「コンサバに見えて中身が個性の塊だったら、めちゃくちゃ魅力的!」
「社会に出て2年目ってことは、まだまだたくさん刺激を受けてそれを吸収してどんどん変わっていくタイミングですよね。だから、今焦る必要はまったくないことをまず理解して。それと、“個性”という言葉が持つ意味や、イメージが僕と違う気がします。平凡な見た目で悩んでいるようですが、個性って見た目だけの話じゃない。ファッションやメイクがコンサバなのに、話をしたら中身が個性の塊だったら? それってギャップがあって、すごく魅力的だと思うんです。個性的な人が多い世界で生きているなら、むしろ“コンサバ”な外見のほうが、むしろ目立つのでは?と思います」
自分の“好き”を追求すると、個性が磨かれる
「では、どうすれば中身の個性を伸ばしたり、磨いたりできるか。その近道は、きっと自分の“好き”を追求すること。今はぼんやりしているかもしれないけれど、これからいろいろな人と出会い、いろいろなものを見ていく中で、執着できるもの、大好きなものに出合えるから、そのときに徹底的に深掘りしてみて。無理に何者かになろうとしなくても、5年くらいしたら大化けしそうな気がするな(笑)。ファッションの参考にするなら、フェミニンな感じはありながら、シンプルで洗練された印象の三好彩花さんあたりどうでしょう。僕も広島にいたときは、髪は真っ白で白コンタクトに黒リップ、15cmのヒールブーツを履いて、めちゃくちゃ派手だったんですが、ひと通りやった今は、落ち着いてベーシックな装いが多くなりました。少しは中身に自信がついたってことなのかな?」
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