酵素やクレイの角質ケアと冷却ケアの合わせ技が効く
マブニ 暖かくなってくるとますます女性を苦しめる毛穴の悩み。開いたり、詰まったり、皮脂でギトギトになったり!
ヒロ 大丈夫。夏の毛穴を引き締める、とっておきの秘策がありますから。
マブニ ヒロさん流ケアの基本は、とにかく余分な角質を落とすことですよね。私も洗顔は大切にしているんですけど。
ヒロ さらに毛穴は温度差で引き締めるのが僕のおすすめ。まずは入浴前に10本のスプーンを冷凍庫に入れておき……。
タカシバ 10本!? そんなに使うの?
ヒロ みなさんは1本でもいいですよ。まず洗顔ケアで毛穴の汚れをきちんと取り去って入浴後にスキンケアをしてから、キンキンに冷えたスプーンを毛穴が気になる部分にペタッ。この急速クーリングが効くんです! 自分は顔全体を効率よくケアしたいから、両手にスプーンを持ってペタッと押し当てて、そのスプーンがぬるくなったら急いで次のスプーンに持ち替えて、を繰り返すっていうわけ。ちなみにこの方法、前に塗った美容液の浸透を高めるのにもいいんです。
タカシバ なんだかスゴそう……!
ヒロ デザートスプーンだと小さすぎるから、大きなカレースプーンでね。ただし毛穴が詰まっていると引き締まるはずがないから、それだけはお忘れなく。先に酵素洗顔をしておくといいかな。
マブニ 新発売のオバジの酵素洗顔パウダー、すっごくよかったです。オバジといえば毛穴引き締めのビタミンC美容液が有名ですが、この酵素パウダーにもビタミンCが配合されているんです。
オバジC 酵素洗顔パウダー(0.4g×30個)
毛穴の黒ずみやザラつきのもとになる、古いタンパク質や酸化皮脂を2種類の酵素がしっかり分解。肌に取り込まれやすいビタミンCも配合し、毛穴の目立たないなめらか肌へ。
¥1,800/ロート製薬
ヒロ クレイもいいですよ。余分な皮脂や古い角質も吸着して落としてくれるから、肌全体がパッと明るくなるし。
タカシバ だったら私も使いたい!
ヒロ THREEのマスクは肌質問わずみんなにおすすめなので、ぜひ。汚れを落としつつ栄養補給もしてくれるから、むき卵みたいにツルッツル~。
ピュリファイングクレイマスク(120g)
濃厚なペースト状。ミネラルが豊富なクレイとサンゴパウダーが、毛穴のミクロな汚れまで吸着。アミノ酸や潤いも補給し、浄化&保湿のダブル作用で働きかける。スペシャルケアに◎。
¥5,500/THREE
マブニ これは脱脂力が強すぎず、頰の毛穴ゾーンにも使いやすいから好き。
ヒロ そうそう。頰ってエイジングによるたるみ毛穴が多いから鼻の皮脂毛穴とはまた違うけど、酵素やクレイで角質ケアをすると肌の代謝も高まるので、エイジングのお悩みにも効果的なんですよ。
マブニ キールズの美容液も肌の代謝を促して、老け感や疲労感をデトックスしてくれるというものですよね。
DS マイクロピール コンセントレート(30㎖)¥8,500
化粧水のあとに塗る、クレンズ美容液。キヌア殻エキスが肌表面だけでなく肌内部の老廃物の排出まで促すようにアプローチ。大人の肌も常にフレッシュに。
¥8,500/KIEHL’S SINCE 1851
ヒロ 塗るだけでOKだから手軽だし、肌を内側から活性化してくれるのが素晴らしい。毛穴はもちろん、笑ったときに目もとにクシュッとできる小ジワもあっという間に目立たなくなりますよ。
タカシバ 角質ケアって、本当に万能なんですね。ところで、プレディアの化粧水はどうやって使うんですか?
プレディア
スパ・エ・メールフローズン クラッシュ トーナー N(150g)
-10℃タッチの清涼感と、シュワッと弾ける炭酸インベースが特徴の収れん化粧水。汗や皮脂でゆるみがちな肌もサラサラに。皮脂吸着効果のあるシリカ入り。
¥4,000〈限定発売中〉/コーセー
ヒロ これはひんやり冷たい収れん化粧水なので、コットンでパッティングするようになじませます。先ほどのスプーンの冷やし技をする時間がなくても、これがあれば暑い夏を乗り切れる!
マブニ 炭酸入りで、シュワッと弾ける感触が爽快で気持ちいいんですよね。
ヒロ メイク前に使っておくと、日中のテカリも軽減されますよ。皮脂毛穴に悩んでいる人は絶対にメイク崩れもしやすいはずだから、上手に活用して。
ヘアメイクアップアーティスト 小田切ヒロ <LA DONNA>
最近はヘア&メイクに加え、化粧品や美容家電の講演など人前に出る仕事が激増。日々落とすケアをしてるので毛穴レスな肌には自信あり!
スタイリスト タカシバ
寝不足が続き、口まわりに吹き出物が発生中だが、目もとや頰は明るくなったと褒められる。確実に肌力が上がってきた実感!
ライター マブニ
毛穴とのつき合いは古く、中学生の頃には、はがすタイプのパックをヘビロテ。現在は皮脂&たるみ毛穴の両方のケアに追われる。
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SOURCE:SPUR 2017年6月号 連載「小田切ヒロの肌におネツを入れなさい!」
illustration:Hana Sawamura text:Kozue Mabuni
着たい服はどこにある?
トレンドも買い物のチャンネルも無限にある今。ファッション好きの「着たい服はどこにある?」という疑問に、SPURが全力で答えます。うっとりする可愛さと力強さをあわせ持つスタイル「POWER ROMANCE」。大人の女性にこそ必要な「包容力のある服」。ファッションプロの口コミにより、知られざるヴィンテージ店やオンラインショップを網羅した「欲しい服は、ここにある」。大ボリュームでお届けする「“まんぷく”春靴ジャーナル」。さらにファッショナブルにお届けするのが「中島健人は甘くない」。一方、甘い誘惑を仕掛けるなら「口説けるチョコレート」は必読。はじまりから終わりまで、華やぐ気持ちで満たされるSPUR3月号です!