一日に何度も塗っている、リップこそが乾燥の原因!?
タカシバ 今って赤とかダークな色の口紅がはやっているじゃないですか。でもそういう濃い色を塗ると、唇のガサガサがすっごく目立っちゃって……。
マブニ わかりますー。マットリップも 唇が乾燥しているとキビシイですよね。
ヒロ それ、古い角質が原因ですよ!
マブニ あっ、ヒロさんのいつもの“角質ケア重要論”が出ましたね。リップクリームはまめに塗っているんですけど。
ヒロ リップクリームの塗りっぱなしもダメなんですよ。本来ははがれ落ちるはずのガサガサの角質が、リップの油分でペタッと貼りついたままだと、どんなに頻繁にリップを塗っても乾いちゃうんです。古い角質はきちんとはがさないと!
タカシバ そういえば、洗顔のときも唇は、そこまで意識して洗ってないかも。
ヒロ でしょう? だから唇はスクラブケアすべきなんです。おすすめはサラハップのリップスクラブ。かなり昔から何度もリピートしていて、仕事ポーチにも必ず入れているマストアイテム。
サラハップ リップスクラブ レッドベルベット
マイルドな使い心地のシュガーベースのスクラブに、ホホバオイルなどのエモリエント成分を組み合わせたナチュラル派。甘いカップケーキを思わせる限定フレーバー。
(30g)¥3,600〈限定品〉/スパークリングビューティー
マブニ 塩ではなくて、お砂糖のスクラブなんですね。味も香りも甘~い。
ヒロ オーガニックなのもポイント。口に入っても安心感がありますから。ちなみに、唇に浮いてきた皮を指でむしり取るのは絶対ダメ! 必要な角質まで取れてしまい、ますます乾燥が悪化します。
タカシバ スクラブでくすみも取れる? 唇全体の色沈みも気になるけど、特に唇の輪郭って黒くくすみがちですよね。
ヒロ もちろん、くすみにも効果抜群ですよ。こすらずやさしく磨いてください。
マブニ 余分な角質を大掃除したあとの栄養補給はどうしましょう?
ヒロ マルチなオマモリバームを塗ってから唇専用のラップシートを貼りつけて、潤いを密閉。1分も置けば十分です。食品用ラップでも代用できるんですけど、丁寧に扱わないとすぐグシャッとなっちゃうので……。このシートは高校生の頃から愛用してまーす。
エルボ ハッピー オマモリ バーム
オーガニック認証を取得。イモーテルの精油をベースに、シナジー効果を発揮する4 種類のオイルをブレンド。唇のほか目もとや髪、指先など全身の乾燥を素早くケアできる、お守りのようなマルチバーム。
(15㎖)¥2,300/SSC
アストレア ヴィルゴ リップラップシート
唇のスペシャルケアに最適なラップシート。リップクリームを塗ってから重ねるだけで、密閉効果で浸透&潤いを高める。
(40枚)¥300/シャンティ
マブニ すごい高校生ですね!
ヒロ さらにシートの上からリップルで“おネツ”を入れると、もっとプルプル! 縦ジワも目立たなくなって、口紅ののりも劇的によくなりますよ。
リップルセット
唇の構造に適したパルス波×温熱機能を搭載。専用のセラムを導入する本格ケア、温熱モードで手持ちのリップの効果を高めるお手軽ケアの2wayで使える。
(専用セラムつき)¥13,600/MTG
タカシバ 唇専用のマシンがあるってことに驚き! この一連のケア、どれくらいのペースでやればいいの?
ヒロ 週2回くらいですね。キスする予定があるなら、5日前から1日おきで。
マブニ えーっ、唐突に色めき展開!
ヒロ だって唇は、顔の中で最もセンシュアルなパーツですよ。キスをすればするほど、唇はもっときれいになる!
マブニ 本当に!? それって唇と唇がこすれ合って、古い角質が取れるから!?
タカシバ 女性ホルモンが活性化するとか、内面的な要素が大きいんじゃない?
ヒロ ふふふ、どうでしょう。内側のケアといえば、唇のまわりを囲んでいる口輪筋も重要ですよ。この筋肉がこり固まると血行が悪くなって唇の色が悪くなったり、栄養が行き渡らなくなったり。口の中から舌で口輪筋をグルッとなぞるようにする、セルフマッサージが手軽です。
マブニ これなら朝のメイク前でもできますね。あまりに簡単だからうっかり人前でやらないように気をつけねば。
ヘアメイクアップアーティスト 小田切ヒロ <LA DONNA>
メイク技術も独自の美容法も大注目! メディア露出が多く、自身の美にも磨きをかける日々。輪郭くっきり、血色のいい唇は念入りなケアの賜物。
スタイリスト タカシバ
赤リップを塗ったら唇の皮浮きが急に目立ち、今回のテーマを発案。唇の輪郭のボケやくすみ、縦ジワなど大人の唇悩みのケア方法が知りたい!
ライター マブニ
20代の頃、唇にヒアルロン酸を注入した直後にモテ期が到来! でも、急所である上唇の中央は注入時の痛みが強く、涙した思い出が。
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SOURCE:SPUR 2017年9月号 連載「小田切ヒロの肌におネツを入れなさい!」
illustration:Hana Sawamura text:Kozue Mabuni
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