分厚い角質を取り去り、保湿も念入りに
ヒロ 動物園の象みたいにゴワッゴワの足の人はいませんか? サンダルの季節はもうすぐですよ!
マブニ 私は足の太さも象並みですが……、確かに今の季節はかかとや足裏が白くなるほど乾燥しても平気で放置しちゃったり。
タカシバ 足裏の分厚い角質って削ってもすぐに復活するから~。あれってやっぱり乾燥が原因?
ヒロ そうなんです。足は乾燥や圧迫刺激で角質が厚くなりやすいんですよ。女性はヒールを履くから変な部分に力がかかったり、ストッキングが肌の潤いを奪っちゃったり。冷え性で内部の巡りが滞って、末端の皮膚にまで栄養が行き届いていない場合もあります。
マブニ まさに冷え性パターンかも。足裏の角質を削るのは好きなんだけど、冷えがひどくなった去年からケアが追いつかないくらい、すぐにガサガサになっちゃって。
ヒロ いけませんね~。冷え対策は必須として、そのガサガサを解決するにはネイチャーリパブリックのフットマスクがいいですよ。靴下みたいにはくタイプのマスクで、使ってから1週間くらいたつと不要な角質がボロボロとむけてくるんです! その脱皮(⁉)が終わると、足がまるごと新品になったみたいにツルツル&ふわふわに。この快感は、ほかの製品ではなかなか得られません!
ネイチャーリパブリック アロエ ベラ ピーリング フット マスク靴下のような形状の足専用のスペシャルケアマスク。保湿効果の高いアロエを配合。
(1セット)¥789(編集部調べ。価格は変動する可能性あり)/Amazon.co.jp
タカシバ やってみたい! さっそくアマゾンでポチっちゃおう~。
マブニ タカシバさん、いつもながら素早い! 私も買ワネバ。
ヒロ このスペシャルケアマスクで大掃除しつつ、日々のケアにはサンソリットのピーリング石鹼を。AHA配合だから、洗うだけで古い角質をオフできるんです。これを豚毛のボディブラシにとって、「いつもありがとう♥」って足に感謝しながら洗うんですよ。
スキンピールバー ティートゥリーきめ細かな泡が立つ固形石鹼。角質を柔軟にする作用があるAHAを配合し、不要な角質や老廃物の蓄積によるくすみや毛穴の詰まり、ザラつき防止にも役立つ。毎日の洗顔はもちろん、角質が肥厚しやすい足裏や肘、膝などのケアにもおすすめ。
(135g)¥2,500/サンソリット
タカシバ そういう気持ちって大切。足は体を支える基盤だもん。
マブニ この石鹼、洗浄力の強さなどによっていくつか種類があるんですよね。赤はいちばん強力。
ヒロ 黒色の、ハイドロキノン入りのタイプもおすすめです。
タカシバ 磨きっぱなし&洗いっぱなしではダメなんでしょ。その後に使う保湿モノも知りたい!
ヒロ いちばんのおすすめはムーンピーチのオイル。素材にも製法にもこだわった、本当に質がよくてパワフルなオイルなんです。
ムーンピーチ サーキュレイトオイル主役となる月桃は、ビタミンCやポリフェノールなどの美容成分を豊富に含むショウガ科の植物。熱を加えない伝統的な製法により、デリケートな成分や酵素も抽出。ふっくら満ち足りた肌に導く。
(60㎖)¥7,000/レセラ
マブニ これって顔用のオイルですよね。足には贅沢すぎでは⁉
ヒロ いやいや、足のケアにも上質なものを使ってこそ、大人の女性ですよ。とびきりのオイルを塗りこんで、素敵な靴を履いて。
タカシバ そう言われると納得。
ヒロ 最後の決め手はこれ、ピュビケアサロンのかかとソックス。海上自衛隊のウェットスーツにも使われている特別な素材で作られていて、はけばはくほど足がポカポカ&ふんわり。
Pubicare ツルふわ かかとソックス(SWAROVSKIスタッズつき)遠赤外線を放出するセラミックを練りこんだ特殊な繊維を使用。汗は蒸散するので蒸れにくく、快適な温かさをキープする。保湿クリームなどを塗ってからはくと、密閉効果で潤いが高まる。色やデザインが豊富で、数十種類から選べる。
¥5,000/ピュビケアサロン白金台
マブニ こんな形状なのに、不思議と足先まで温かくなるんですよね。ピュビケアサロンはブラジリアンワックスで有名ですが、こんな製品も面白いですよね。
ヒロ 足も大切なセンシュアルパーツですからね。いつでも裸足になれる足を目指しましょう!
ヘアメイクアップアーティスト 小田切ヒロ <LA DONNA>
足裏やかかとなど普段は人目につかない部分もきちんとケアする完璧主義。全身を豚毛のボディブラシで磨きつつ、足は特別な角質ケアをプラス。
スタイリスト タカシバ
かかとを磨いたりボディクリームを塗ったりしているものの、あまり効果が長もちしない。保湿&冷え対策として、絹の靴下の重ねばきも続けている。
ライター マブニ
入浴時に柔らかくなった足裏をゴシゴシ磨くのが大好き。足が大きく指は短く、甲高幅広なブサイク足だからこそ、せめて肌感だけはキレイに保ちたい!
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SOURCE:SPUR 2018年4月号連載「小田切ヒロの肌におネツを入れなさい!」
photography:Yasuhisa Kikuchi〈vale.〉(Hiro) illustration:Hana Sawamura text:Kozue Mabuni