美容成分も素材も最先端のマスクに注目
マブニ 最近、プチプライスのシートマスクってすごく多いですよね。だから毎日シートマスクを使っている人も少なくない。
タカシバ でもやっぱり、シートマスク=スペシャルケアっていうイメージが強いよね。プチプライスもいいけど、ここぞというときにガツンと肌をアゲてくれるようなシートマスクが知りたい!
ヒロ わかります~。せっかく手間をかけるなら高機能なマスクなほうが効率的ですからね。最近感動したのがランコム。30分じっくりケアしている間にすべての美容成分が余すことなく肌に入りきる感じ。カサカサに乾いた枯れ肌もふっくら。肌全体が透き通るような輝きも手に入るんです。
ジェニフィック アドバンスト ハイドロジェル メルティングマスク大量の水を抱え込んだ3Dネットワークからなる特殊なハイドロジェル素材のマスクと、美容液1本分のビフィズス菌エキスのコンビが特徴。体温に反応してマスクから有用成分が溶け出し、すみずみまで浸透させる。ハリと輝きに満ちた、若々しい肌へ。
(1枚)¥1,400/ランコム
タカシバ 30分って長くない?
ヒロ マスクの保水力があまりに高くて、長く置いておいても乾かないんです。時間がないときは、10分でもOKですよ。
マブニ でも長く置くほど美容成分が溶け出して、マスクが薄くなっていくんですよね。厚みが残っているうちはもったいなくて、私も30分ギリギリまで使っちゃう。
ヒロ ニュートロジーナもいつまでも顔にのせておきたくなるマスク。しかもはがしたあとは、肌が生まれ変わったみたいにプルップル~! 肌表面に変なヌルつきは残らないのに、内側が潤いで満タンになっている感じです。
ニュートロジーナ® ハイドロブースト® ジェリーマスク体温に反応して密着し、オメガ3 や抗酸化成分を豊富に含むインカインチオイルや浸透性を高めたヒアルロン酸などの美容成分を放出するマスク。
(4枚)¥1,800/ジョンソン・エンド・ジョンソン
タカシバ わー、すごそう!
ヒロ ランコムとニュートロジーナは美容成分はもちろん、マスクの質感もとってもユニークなんですよ。もはやシートマスクというより、ジェルマスクみたいな。
マブニ そうなんですよね。両方とも創傷治癒や生物医学の分野でも注目されているハイドロジェルという素材が使われていて、体温に反応して密着度が高まったり、美容成分が溶け出したり。
タカシバ まさに最先端だね!
マブニ 最先端といえばイースペシャルも。こちらはヒトの乳歯の幹細胞から培養された上清液が配合されているんですよ。厳密には、歯のエナメル質の奥にある歯髄細胞から得られた幹細胞なのですが、この歯髄細胞は再生医療に役立つとして一般の人が利用できる歯の細胞バンクもあるそう。
イースペシャル ビューティー セル テクノロジー マスク話題の幹細胞の中でも極めて高い細胞再生機能を持ち、かつ安全性にも優れたヒト乳歯の幹細胞から培養した上清液を配合。100種類以上の成長因子を含み、乾燥、揺らぎ、くすみ、エイジングなどの悩みにマルチに働きかける。(1枚)¥1,600/美人製造研究所
タカシバ ところでヒロさんは、シートマスクっていつ使ってます? やっぱり週末の夜とか?
ヒロ 僕は断然、朝マスク派です。夜は自己治癒力が高まる時間だから、ケアに時間を費やすよりさっさと寝るほうがキレイに直結!
タカシバ そうか〜。朝って慌ただしいし、シートマスクは夜にじっくり使わないともったいないような気がしていたけど……。
ヒロ いえいえ、朝にシートマスクをすると化粧のノリもよくなるし、テカリや化粧崩れの防止にもなるんですよ。しかも今年のベースメイクは水がしたたるようなデューイー肌がトレンドですからね。ということで、韓国コスメのDEWY CELマスクもプッシュ。韓国でも一時期は品薄になるほどの大ヒット製品で、その名の通りしっとりデューイーな肌になれちゃいます。バラまき土産ではなく、自分用の本気土産にぜひ!
DEWY CEL プライベート ケア マスク拭き取りシートと、顔の上下セパレートのマスクがセット。韓国のドラッグストアで購入可。5枚入り¥4,500前後。
※各種ウェブショップでも取り扱いあり
ヘアメイクアップアーティスト 小田切ヒロ <LA DONNA>
夜は落とすケアに注力し、朝のケアで シートマスクを。自身の2作目となる著書『大人のキレイの新ルール 捨てる美容』(世界文化社)も好評。
スタイリスト タカシバ
日々のケアのおかげで、肌が絶好調!むくみが取れたせいか鼻までシュッとスマートになり整形疑惑が生じるほど。シートマスクは特別な日の前日に。
ライター マブニ
化粧水を重ねづけする代わりに、オールインワンタイプのシートマスクを使うことが多い。気温の上昇とともに増えてきた皮脂テカも抑制される実感が。
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SOURCE:SPUR 2018年6月号連載「小田切ヒロの肌におネツを入れなさい!」
photography:Yasuhisa Kikuchi〈vale.〉(Hiro) illustration:Hana Sawamura text:Kozue Mabuni