小田切ヒロさんの回答
ブロンザー×磁気攻めのタッグでマスクフリー時代もドヤ顔に
小田切ヒロ(以下ヒロ) まず大前提としてこの地球という惑星には重力があるから、日々フェイスラインは下がってしまうのよね。これは誰にとっても同じこと! というわけで悩める子羊の皆さんにトライしてほしいのがローライトの使いこなしテク。影を自在にコントロールできれば、輪郭がキュッと引き締まった顔つきにアップデート。速攻で悩み解決よ!
――即席でそんなに変われるなんて、メイクアップの力って偉大ですね。具体的なハウツーも教えていただけますか?
ヒロ もちろん。ベースメイクが済んだら、まずはチークを仕込んでいただきたいの。マルティプル(1)を頰のちょっと高めの位置にファーッと楕円形になじませていきます。せっかくなら、フェイスラインをシェイプするだけじゃなくメイクアップも楽しむのがSPURガールの神髄。ただ引き締めるだけなんてありえないわ。ほら、この時点で日焼け感がいい感じに出たわよね。そしたらお次はブロンザー。ヴィセ(2)の3色をSUQQUのブラシ(3)にブレンドしながら含ませたら、頰骨に沿ってふわふわのせていきます。最初は耳の手前から内側に3回、仕上げに内から外に1回のせてフィニッシュ。このブラシは毛量が豊かで、サイズが大きいから、いい意味でふんわり発色するところがいいんですよね。さあ、仕上がりをご覧ください。
――顔の輪郭がキュッと引き締まったその内側に血色感がにじみ出る感じがすっごくおしゃれでアガります。デイリーはもちろん、バカンスにも映える顔つきになれた気がして、狂喜乱舞です(笑)。
ヒロ いいじゃない。ただ、これは単なるインスタントテク。そこがメイクアップの素晴らしさでもあるんだけど、さらにワンランク上の顔つきになるために、根本から立て直していただきたいの。
――つけ焼き刃ではなく、土台そのもののケアに取り組むんですね……?
ヒロ そうよ〜! 結局土台が整っていれば、メイクアップのタイムパフォーマンスも上がる。そして、これからの季節、プールや海で日焼け止めだけで過ごすシーンなんかもあるわけじゃない。限りなくスッピンに近い状態でも、胸を張れる顔をスタンバイしておくべきだと思うわ。そこでオススメしたいのが、スイッチ一つでエステさながらのお手入れができるエネボール(4)。肌を温めながらハリ感を引き出してくれるRF(ラジオ波)と、引き締め効果が期待できる微弱なEMSが表情筋にアプローチをしてくれるの。さらに、独自のEP(電気穿孔法)で美容成分をチャージできるから1台で何馬力分もおトク。この〝たまたま〞の中に入っている磁気で通電させながらケアすることですべての効果の底上げが期待できちゃう名品。操作がシンプルだから無理なく続けられるのもいいよね。ちょっぴりお高いけど、元が取れると思うわ。
――清水の舞台から飛び降りる気分で!
ヒロ そして仕上げにお使いいただきたい飛び道具がイヤーココ(5)。
――一見、ピアスみたいですけど……。
ヒロ これには磁気がビシバシ通ってるの。耳たぶでもいいし、ピアスとかちあっちゃうのであれば耳の裏にこっそり潜ませるでもいいんだけど。貼っておくと、血流がよくなって顔がシュッとする気がするわ。こんなふうに磁気を活用したアイテムを組み合わせた攻めのケアであなた自身の美しさはいっそう開花!メイクアップをしていても、していなくてもパーフェクトなコンディションでいられるなんて、努力する価値しかないと思いませんか?