ヒロ 今年もホリデーシーズンが近づいてまいりましたね! ということで、今回はキャッチーなルックをSPURガールの皆さんにお伝えできればと思います。その名も“ぽよん”メイク。
——かわいい響き! 初めて聞きます。どんなメイクアップか気になります。
ヒロ “ぽよん”は韓国語で、直訳すると白みを感じるパステルカラーのこと。まるでミルクを一滴垂らしたようなパステルカラーを取り入れるメイクアップなんです。韓国から発信されてどんどん広がり、ファッションラバーが次々と虜に。
——メイクのテクニックにあまり自信がない私でもトライできるんでしょうか?
ヒロ もちろん。むしろタイパを意識したメイクアップとしても活用できるレベルで簡単。それでは早速、実践編に移っていきましょう。まずはベースメイクから。メイベリン ニューヨークの「メイベリン SPステイ ルミマット リキッド ファンデーション N01」(1)を使っていきたいと思います。こちらはマットな質感のファンデーションでありながら、ハイライトとコンシーラーの要素も兼ね備えた最新アイテム。ティーンは全顔に塗って顔と首をパコッと分けている方が多いと思うんですけれど、大人のわたくしたちの取り入れ方は、あくまでピンポイント。この後のせるメイクアップの色とトーンがつながるように、白みのニュアンスを仕込みながら立体感を演出する役を担っていただきます。
——なるほど。これは、仕込みのハイライト兼コントロールカラーとして取り入れるという解釈で合っていますか?
ヒロ そうよ〜! 事前に準備として、手持ちのツヤタイプのファンデーションで顔全体を整えていただきたいの。その上で、1を鼻筋にスッ、それからあご先にサッと、ごく少量を指で重ねてみてください。ツヤのベースにマットなハイライトファンデーションを重ねることで質感のコントラストが生まれて、美骨格の白み肌が誕生するんです。
——正直、肌がくすみがちな大人が白みを帯びたカラーにトライするのは勇気がいると思ってドキドキしていたんです。でも、このプロセスを経てハイライトでナチュラルにトーンアップできたこともあり、“ぽよん”カラーを受け入れる準備がバッチリ整いました。
ヒロ いいじゃない。お次はメインディッシュのお出まし。このルックを体現する白みコーラルピンクのチーク、VDLの「チークステイン ブラッシャー 12」(2)をのせていきます。その名も「イッツ グアバ」。チークブラシに粉を満遍なく含ませて顔の内側にうすーくふわっとのせて。こちらもマットだから、1との相性もパーフェクトです。
——ほんのり黄みを帯びているからか、ヘルシーな肌の色にも溶け込みますね。
ヒロ どんなスキントーンにもマッチする最強の“ぽよん”カラーなの。す〜ごいでしょ? そしてフィナーレを飾るのはちゅるんとジューシーなリップ。ディオールの「ディオール アディクト リップ グロウ バター 101」(3)を最適解としてレコメンド!
——このリップ、大好きです。プランプアップ効果も期待できますよね。
ヒロ こちらは、パールを繊細にちりばめたペールピンクなんですけど、唇の上にのせるとほどよく白っぽい発色になるんです。唇全体にたっぷり塗って。
——粘膜っぽい質感もたまりませんね。
ヒロ あら、いいわね。恋が始まる予感を秘めた顔になってるわ。モードラバーにもモテ要素があってもいいじゃない!