「反対色のマスカラを毛束ごとに塗り分けて、深みのあるアイメイクアップに仕上げました」と語るRieさん。突飛なアイデアかと思いきや、驚くほど自然に溶け込んでいる。「ビビッドカラー1色でまつ毛を彩ると、派手な印象になりすぎることも。反対色をパーツに使うことで、色が中和されて、引きで見るとかえってなじむんです。
単色使いではインパクトが強いとためらうカラーマスカラは、ぜひこの方法で試してみてください。メイクアップの幅が広がります」。ボリュームとカールアップがかなう。皮脂や汗に強いウォータープルーフ処方。
ティップラインTシャツ¥6,600/フレッドペリー ショップ東京(フレッドペリー) イエローポロシャツ¥14,300・ホワイトポロシャツ¥15,400/ラコステお客様センター(ラコステ) イヤーカフ¥30,800/アンブッシュ®ワークショップ(アンブッシュ®) ピアス/本人私物
DAZZSHOP
マルチプルーフ ラスティングマスカラ
(左)ピーコックグリーン (右)ホワイティピンク
各¥3,080/DAZZSHOP
●Make-up Tips
ピーコックグリーンとホワイティピンクを上下のまつ毛数本ずつ塗り分け。まつ毛の表側にも裏側にも塗り、しっかり色を感じさせて。眉は整える程度にし、ベージュのリップをワンストロークさせ、他パーツの色みは極力抑える。
龍慧(ロンフォイ)
中国、ロシア、日本にルーツをもつ、鹿児島県生まれのモデル。美容室のヘアコンテストへの出場を機にスカイブルーのヘアカラーにシフトした。「尊敬する人は祖父母です」と語る。
SOURCE:SPUR 2021年8月号「ARTしてBEAUTY」
photography: Kei Sakakura hair & make-up: Rie Shiraishi styling: Norie Kurakata model: Long Hui text: Mariko Urayasu