日本の〝可愛い〟を牽引してきた市川実和子さん。Rieさんは大人に似合うカラーメイクアップを提案。市川さんをモデルに、色遊びの楽しさを再発見して
ヴィンテージのピンクブラウス￥13,200／KALMA ピンクのネックレス￥13,200／フィルグ ショールーム（シシ ジョイア）
「こういう存在感のあるアイカラーが、難なく似合ってしまうのが市川実和子さん」（Rieさん）。今回Rieさんは、印象的なグリーンのアイシャドウを、大胆に市川さんのアイホールにのせた。
「ヘア&メイクアップアーティストの方とお会いしてご本人のメイクアップを見ると、なんとなくどんな仕上がりになるのかを想像できることが多いのですが、Rieさんはわからなかった（笑）。でも、足し算しつつきちんと引き算もするメイクアップで、自分ではなかなか使いこなせないアイカラーを提案してくださいました。こんなメイクアップの女性が街を歩いていたら可愛いでしょうね」と笑顔で話す市川さん。
90年代、数々の雑誌の表紙を飾り、誰もが憧れた＂モデル・市川実和子＂。驚くほど飾らない、素顔が魅力の女性だ。「大人になった今も、当時のピュアな雰囲気を保ったままプレイフルなカラーをつけこなす市川さんは、やはり唯一無二」とRieさん。
「気持ちは20代で止まっている感覚なんです。でも当時より確実に楽に、生きやすくなってきています。昔、『心配しなくて大丈夫だよ』と周りの先輩が声をかけてくれたことがあったんですが、今になって本当にそう思う。今、ちょっと苦しいなって思っている若者がいたら私も伝えたい。『大丈夫だよ！』って」（市川さん）
Make-up Tips
アイホールよりも広めにアイシャドウを塗る。さらに、二重幅に重ねて濃淡のグラデーションを楽しんで。ベース、リップ等は自然に整える程度で、目もとを引き立てて。
ザ アイシャドウ クリーム Be Grateful ￥2,200〈限定品〉／ADDICTION BEAUTY
今月のMODEL
市川実和子さん
東京都出身。モデルとして、15歳から数々の雑誌の表紙や誌面を飾り、今は俳優として映画やドラマなどの映像作品でも活躍の場を広げる。等身大で親しみやすく、肩の力が抜けた人柄が魅力だ。
SOURCE：SPUR 2022年7月号「今の自分が好き」
model: Miwako Ichikawa photography: Takahiro Otsuji 〈go relax E more〉 hair & make-up: Rie Shiraishi styling: Kaoru Watanabe interview & text: Mariko Urayasu
