初夏から晩秋までの長い期間、美しく咲き誇る百日紅(さるすべり)。Kieさんが提案するのは、その鮮やかな花弁の色を唇にのせたメイクアップ。可憐さと潔さが同居した、花の姿を彷彿とさせるかんばせを描き出して
【 今月の花 】百日紅
【 花言葉 】雄弁
「今回イメージしたのは、夏の夜空に向かって咲き誇る百日紅。枝先にまるでフリルのように可愛らしい花をたっぷりとつけている様子を、濃いカラーのリップで表現しました。花弁のようなビビッドな色をのせるときは、ツヤを控えめにし、マットにすることでモダンな印象に。潔く塗れば、堂々とした佇まいに仕上がるんです。ともすればポップな印象になってしまうピンクの発色はメイクアップのバランスで、大人にふさわしい凛とした空気を薫らせるのがポイントです」
by Kie
クレ・ド・ポー ボーテ /ルージュクレーム マット 119
リップラインに沿って、付属のチップで口紅を塗る。目もとは、眉下あたりにラベンダーのバームをのせ、二重幅にシルバーのクリームアイシャドウをアイライン代わりに。頰は、ラベンダーとピンクのパウダーチークを縦長に重ねて透明感をプラスして。