"日本発信のモード誌"であるSPURが日常のメイクアップを刷新するTIPSを紹介する連載。苦手と感じる人も多いチークを、味方につける方法とは
【 第9回 】エモーショナルチーク
「チークは本当に奥深くて、目立たせる入れ方もありますが、誰もが似合うわけではないことも事実。そこで、今回は大胆に頰の広範囲に広げ、チークとしての存在は感じるけれど、万人に寄り添う入れ方にしました。ピンクでは甘く、オレンジだと浮いてしまう、という人におすすめしたいディープなベリーカラーを選択。まるで走ったあとの紅潮した頰のような血色感が生まれ、大人っぽさを醸し出せます。」
- Kanako Yoshida
CHANEL /ジュ コントゥラスト アンタンス グルナ プロフォン
いかにも"チークを塗っています"と見せないためのポイントは、頰骨の上を避けること。また深みのあるベリーチークは、肌なじみがいいクリーミータイプを選ぶのがハイレベルに仕上げるコツ。正面を向き、にっこり笑って頰が盛り上がる位置と黒目の縦ラインがクロスする場所に指でちょんとのせ、そこから下と横方向にあえて幅広くなじませていく。顔の余白も減り、自然な小顔効果も期待できる。