「南米の平原地帯に生える草」という意味を持つ、パンパスグラス。フェザーのように花穂がふわりとそよぐ姿は、見るものの心をやわらかく包み込む。たおやかで、気高い花のムードにヒントを得て、まなざしに秋の気配を宿して
【 今月の花 】パンパスグラスを表現したメイクアップ
【 花言葉 】強気な心
「華々しさは控えめですが、堂々とした迫力のある姿と、やわらかな存在感が同居するパンパスグラスに惹かれます。ススキを想起させる、秋らしい見た目も魅力ですよね。また、日差しに当たった花穂が白銀色に透けて輝くのも素敵。今回のメイクアップは穏やかな空気の中で揺れる、花の色から着想を得ました。ドライで、パウダリーなニュアンスを表現したかったので、マットなベージュシャドウで目もとを囲み、そのほかはトーンを抑えたのがこだわりです」
by Kie
イヴ・サンローラン /クチュール ミニ クラッチ 300
右下のカシミヤベージュを二重幅と下まぶた全体にのせてぼかしたら、右上のベージュをアイホールのくぼみから眉下に広げる。さらに左下のこげ茶色を、上まぶたのキワに細くライン状に重ねて。頰にマットなコントゥアで陰影を加え、リップはピンクベージュで血色感を。