どんなにトレンドが移り変わろうと、絶対に好きな質感というものが誰にでもあると思います。私の場合は「ステイン」。もとからその人の血色であるような、いわば肌の内側から染み出してきたようなテクスチャー。それをかなえたリップカラーは、奇しくも口紅ではなく「唇の日焼け止め」でした。ADDICTIONのティント リッププロテクター。SPF20のUV機能と、透明感あふれる、でもきちんと唇にのる発色力。相反するタスクを、ぎりぎりとせめぎ合いの中からかなえたリップバームは、鏡がなくてもポンポンっと手軽にのせられる気負いのなさも好き。そしてジュニパーベリーとゼラニウムローズの、心が和む爽やかな精油の香り付けも素晴らしいんです。すでに４個目に突入したのはもっとも発色が鮮やかな「パラノイア」。女友だちのプレゼントにも重宝しています。（エディターIGARASHI）
