手袋要らずの暖冬に、軽率に慣れてしまった今シーズン。ここにきて突然はりきりはじめた寒波が、例年以上に身にしみますよね……。
いうまでもなく冷えは美容の大敵。冷えたカラダには、すかさず黒糖黒しょうがです。これ、よくある生姜黒糖では「なんか物足りないのよね〜」という方にこそ試してみていただきたい! 鹿児島産の生姜、沖縄・鹿児島産の黒糖に加え、タイ産黒生姜が配合されています。この黒生姜のメラメラパワーがすごい!
紅茶や温めたミルクにいれると、飲んでいるそばから、指先や足先がぽっかぽか。ホントです。私はおやつがわりにそのまま食べたりもするのですが、生姜成分が予想以上に刺激的。辛さがクセになる美味しさなんだけど、辛いのが苦手な方はご注意くださいませ。
北風に吹かれながらトボトボ帰宅した夜、お風呂のお供にぜひオススメしたいのが、天然生薬を配合した薬湯「笑のゆ 子(ね)」。大正時代から続く京都の老舗医薬品メーカー・亀田利三郎薬舗の大人気シリーズ「天然漢方スパハーブ」から出ている2020年限定品です。
<シナモン>と<クローブ>の2種類がセットされているのですが、どちらも、これを入れたお風呂に浸かると、とにかく芯からじんわりあったまる! それでいて火照ってぼーっとすることはなく、頭はむしろスッキリクリア。たとえ自宅のしょぼいバスルームでも、快適な「冬の露天風呂感」が半端ないです。
それぞれシナモン、クローブの他に、共通成分として美肌や肌荒れ防止に作用するアズキや、冷え性によいとされるヨモギ、血行促進効果のあるセンキュウなどなど、とにかく生薬だけが不織布の中に入っていて、ケミカルフリーなのも嬉しい。湯冷めもしにくいし、いやぁ、改めてすごいですね、漢方の威力。
冬のお風呂繋がりでいうと、先日、大好きな赤倉観光ホテルに行ってきました。赤倉観光ホテルといえば、一度宿泊したら忘れられない、源泉掛け流しの「温泉露天風呂付テラスルーム」。目の前の雪景色をひとり占めしながら、テラスで温泉、からのそのままお部屋のベッドでゴロン、からのまた温泉、からのゴロン。永遠に繰り返せる〜。え、天国かな?
ホテル内にあるEarth SPA byCLARINSも、お・も・て・な・し、の心が溢れすぎていて、最&高なんですよ。この時期にぴったりのメニューが、「越後ホットストーンボディ」。温めた姫川薬石を使ってのホットストーン&ソフトタッチのハンドマッサージは「セラピストさん、母性の塊ですか?」と問いたくなるほどの優しさ。トリートメント半ばにしてほぼ昇天してしまったため、レポが甘くて申し訳ないのですが……夢心地の中、わたし的クライマックスは「足指の間にホットストーンを挟む」という技だったことをお伝えしておきます。
トリートメント後は冷えもコリもほぐれ、脚のむくみもスッキリ。その夜はのび太級にストンと眠りに落ち、翌朝は、寝起き悪い選手権優勝候補の私としたことが、まるで別人のように爽快に目覚めました。
寒い冬はつらいけど、だからこそ味わうことができる、ぬくぬくの幸せ。春がくるまでもう少し、どうせならぬくぬくを満喫しましょ。