YOKOMIZO（以下Y） ついにこの対談も初のオンライン開催ですよ。わーい、編集長の顔見るの久しぶりだよ〜（涙）！
IGARASHI（以下G）なにその背後のかわいい壁。小花柄？
Y そうなの、子供部屋仕様なもんで。
G オンラインでのミーティングって、メイクのさじ加減どうしてる？ ずっと家にいるからあんまりバッチリする気にはならないし。
Y 何度かオンライン会議をやってみて思ったんだけど、アイシャドウとか口紅の色って、意外とあんまり気にならない。通信相手の環境によって色の見え方は変わっちゃうし。大事なのは「光」と「眉」だと悟りました。
G ミニマムメイクで、それなりにお仕事モードなきちんとした印象にもしたいとなると、やっぱり一番重要だね。眉さえキリッとしてたら、それなりに気合入っている風に見えるし、自分的にもスイッチ入りますよね。
Y 最近はどんなアイテム使ってる？
G お気に入りは、デジャヴュのパウダーペンシルアイブロウ ステイナチュラ。芯が柔らかくてかきやすいの。
Y これね、確かに。お手頃なのに、スクリューブラシまでついていて、えらい。軽いから、ポーチin要員としても使えるしね。
G 色は断然グレイッシュブラウン派です。私は髪色もずっとダークめだから、もともとあまり茶眉にはしていなかったけど、去年、小田切ヒロさんが「ブラウンの眉はもうアウト」的なことおっしゃっているのを聞いて以来、グレー系のカラーを意識して使ってます。
Y 超定番だけど、カネボウのペンシルアイブラウ 01もめちゃめちゃいい色ですよ。カネボウさんがベストなカラーとして復活させただけある。
G デジャヴュとは逆で、こっちはちょっと重いのもいいね。かきやすい。
Y そうなのよ。芯は細めだけど折れにくく、きちんと色は出るけど自然に馴染むのがいいの。新製品に浮気しても、結局ここに戻る。カートリッジタイプのアイブロウでは一番好きです。
G 今って、家にいる時間が長いから、必然的に布団にいる時間が長いじゃない？
Y それもどうかと思うけど、まぁそうなるよね。
G だから眉の寝癖がすごいの。普通の細いスクリューブラシじゃ事足りないんですよ。
Y ねぇ、どんな寝姿勢？
G 寝癖強めの眉には、これです。アディクションのアイブロウ ブラシ。
Y 確かに、ブラシ幅が太めで使いやすい!
G そうなのよ。しかも、ちょっと硬めだから、亀の子たわし感覚で、乱れた眉をザッ、ザッとブラッシングすると、あっという間に同じ向きに整えられるの。
Y これも超定番だけど、パウダータイプならルナソルのスタイリングアイゾーンコンパクト。
G アイシャドウやアイライナーにも使えるやつね。
Y 付属のブラシも適度なコシがあって使いやすいし、ダークな色からハイライトまで揃っているから、眉の立体感も出せる。中央と右から２番目の色を眉頭側に、一番濃い色を眉尻側に使ってますー。
G 同トーンの濃淡が揃ってるから、このパレットだけで、ファッションや気分にあわせて眉色も変えられるのがいいね。
Y 私、リキッドタイプはベタっとつく感じがずっと苦手だったんだけど、最近は自然にかけるものが増えたね。
G 例えば眉尻とか、毛がそもそもない部分はやっぱりリキッドが便利だしね。
Y GRID のマイクロ アイブロウ ライナーは透明度50%ぐらいで、いかにもかきましたって感じの金太郎眉にならなくて、すごくいい〜。
G 濃いと悪目立ちするし、薄すぎると意味ないしね。
Y そう、これはそのバランスがちょうどいいの。そして眉尻が夜まで落ちない！
G 落ちないといえば、カバーマークのリアルフィニッシュ ラスティング アイブロウ。眉をかいた上になぞりながら重ねる薄墨のようなもので、塗るとすぐに薄いフィルムで色をコートして、夜まで消しません。
Y 汗をかきやすい、これからのシーズンにもいいね。
G 眉尻はこれで1日中死守！ 朝一のテレカンの後、お昼に酸辣湯を汗だくで食べて、そのあとビリーのブートキャンプをして、夜のオンライン飲み会に突入しても、眉尻がぼけてない！
Y 毛先が細いから、眉毛が生えていない部分の妙な隙間も埋めやすいしね。この先もオンラインでのコミュニケーションは続きそうだから、眉に気合いれて頑張りましょう。
text: Naoko Yokomizo
エディターIGARASHI
SPUR編集長。おしゃれスナップ、モデル連載コラム、美容専門誌などを経て現職。趣味は相撲観戦、SPURおやつ部員。
エディターYOKOMIZO
ビューティエディター。バレエとサーフィンと南国が好きです。紫外線と上手に付き合うことが永遠の課題。
