マスクライフの顔レシピ

スタイリストさんに紹介されて買い求めたのが、和紙ニット製のマスク。サラリとした質感と、赤ちゃん仕様の安心素材がやさしい。消臭作用にも期待できるので、長時間つけていてもムレにくいのが◎。スマイルマークのワンポイントも可愛くて、たとえ隠れていても口角は上げなくては、と思い起こさせてくれます。

とみに肌がセンシティブになったなぁ、と感じていたのです。おっかなびっくり毎日を送るなかでバリア機能が急降下したのか、いやはや長い梅雨のせいか…。オンライン越しにオーバーアクションでワァワァ気持ちを伝え続けたことも、理由かもしれません。不透明な日々に寝付きも悪く、イノシシのような唸り声で夜中に目が覚めることもありました。

翌朝、起床すれば眉間にタテじわですよ。どれだけ夢見が悪いの…と、目を背けたつもりが、今度は目尻のヨコじわを発見。縦は私、横も私…織りなす顔はシワシワ…。

このままじゃいけん、と先月からこの美容液をたーっぷり全顔に塗布して就寝するようになったんですね。オイル状だけれどべたつかず、すすすーと浸透するので夏場でもストレスゼロ。数日後、顔面のメラメラチリチリが目立たなくなって、本当に驚きました。そればかりか毎日取り換える使い捨てマスクで覆われていた頬の赤みまで、スッと引いていたんですよ。

もし、肌が過敏な反応をしていたり、以前とは違う細かいシワが気になるようになってきたなら、たとえ敏感肌さんでなくても全力でおすすめします。

シェーディングがこんなにも重要ということを知ったのも、この4カ月の学びです。

マスクでも露出する部分だけで人と対峙するとき、意外とノーズシャドーってものがモノを言うんですね。グラデーションのブロンザー部分で鼻の付け根に影を入れるだけで、ぐっと表情に強さが出ます。あとは額からこめかみまでの生え際にシャドーを。額にはフローレスカラーをのせて光を集めます。もちろん混ぜてもOK。マルチに使えます。

あとはマスカラですね。アンプリチュードの黒は、1本1本に圧倒的な力を宿す、間違いない逸品。

時間管理力がより求められるようになりました。新しい生活様式の中で、肌が過剰反応することもきっとあるでしょう。どんなときでも、顔の下準備はできるだけ効率的に、手際よく行いたいものですね。