2020.08.28

香りを纏うことは、しあわせを纏うこと

年齢的にも属性的にもおよそギャルではないのですが、kemioさんのYouTubeが好きで、いつもシェアハピしていただいております。外出自粛期間中も、当時ロックダウンしていたニューヨークからの動画を観てハッとしました。ニューヨーク在住のkemioさんが、籠りっぱなしのご自宅で、香水をつけていらしたんです。そうだ、そうだよね! 外出しなくても、人に会わなくても、こんな時こそ、自分のために香水よね。香りを纏うと、一瞬でしあわせな気持ちになれるもんね。

香水といえば、流行りの例の歌のように、もはや別に求められてないのに、元彼にあれやこれや思い出させてしまうくらい、ひとつ「自分の香り」を持つことは素敵だと思ってはいるのですが……実際は、気分次第で香りも着替える派です。全くのノンポリシー。だって、世界は素敵なフレグランスであふれてるんだから、しょうがない。今シーズンも名作が目白押しです。

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ローズ オードパルファム 50ml ¥18,000/イソップ ・ジャパン

今いちばんのお気に入りは、イソップの「ローズ オードパルファム」。ローズ=フェミニンという既成概念を覆す、イソップらしい、クリエイターの志を感じる香り。つけた瞬間はウッディでアーシー、なのにちょっと青さも感じる不思議な印象。からの、次第に軽やかに、繊細に。心を静かに穏やかに整えてくれるような、瞑想したくなる香りです。

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Zara Emotions 左から、FLEUR D’ORANGER、AMALFI SUNRAY 各40ml ¥2,990/ZARA

Zara Emotions」は、ZARAとジョー・マローンが手がけるJo Malone Jo LOVESのコラボレーション。初夏に日本上陸した8種類の香りは、どれもライトで好感度高く、香り初心者にもおすすめ。中でも柑橘系をベースにしたものは、湿度の高い日本の夏にもぴったり。ベルガモット、マンダリン、オレンジフラワーからなる「AMALFI SUNRAY」は明るく楽しい地中海の夏! なイメージ。オレンジフラワー、ネロリ、イランイランからなる「FLEUR D’ORANGER」はもう少し可憐な印象。40ml¥2,990とお手頃なので、いくつか入手してレイヤードすると、奥行きが出てさらに楽しめます。

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ダウンパフューム オードパルファム ame(アメ)30ml ¥10,500/デュード

ダウンパフュームのオードパルファム 「ame」は、桃源郷からインスパイアされたという香り。スコールの後、陽光に照らされて輝く濡れた花や葉のように、キラキラの明るい透明感に包まれる感覚です。グリーンでフルーティーな初々しさは、蒸し暑い日中の清涼剤! 個人的には、ティーンの頃に初めて買ったコロンにもちょっと似ていて、きゅん♡とします。

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グッチ ブルーム プロフーモ ディフィオーリ 100ml ¥15,200/ブルーベル・ジャパン(香水・化粧品っ事業本部)

そして、人気の「グッチ ブルーム」からは、新しいお仲間「 グッチ ブルーム プロフーモ ディ フィオーリ オードパルファム」が登場。ハニーイエローのボトルを見ているだけでも元気が出そう。香りは、花が咲き乱れる庭園のようなオリジナルをベースにしつつ、こちらはちょっとムスキーでエレガント。それでいて、性別を問わず使えそうなフェミニンすぎない香り立ち。アレッサンドロ・ミケーレ×アルベルト・モリヤスのケミ、本当に毎回最高すぎませんかー? 大好き。ブラボー!

香りを纏うことは、しあわせを纏うこと。今この原稿を書きながらまた、実感しています。

エディターYOKOMIZOプロフィール画像
エディターYOKOMIZO

ビューティ担当。バレエとサーフィンと南国が好きです。紫外線と上手に付き合うことが永遠の課題。メイクでひとの表情が、ぱっ!と明るく、笑顔になる瞬間が大好物です。

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