私のベージュはこんなにキラキラ

ゴールドVSシルバーだったら、迷わず金を選ぶクチです。シルバーのほうが、ある意味ハデな印象をもっています。ゴールドは、いわば光ってるベージュ。奥ゆかしさやシックな魅力があると思うんですよね。

2021年。前年に続き忍び寄る何かに怯え続けた1年も、ようやく10月になってほんの少し、希望の光を感じています。油断大敵、でもここらでちょっとはキラッとしたい。ギラギラではなく、透明感のある輝きがほしい。つまりそれは、エルメスのプードル オルフェーヴルが体現する光のこと。

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プードル オルフェーヴル 01 パーマブラス ¥13,200/エルメス(限定品・11月1日発売予定)

1923年にエミール・エルメスがデザインした蔵書票(エクスリブリス)が刻まれた、世にも美しいプレスドパウダー。ご覧ください、エンボスだけでも圧倒的な眼福力。四輪馬車と従者、そしてHの刻印に、エルメスのブティックに迷い込んだような陶酔感を覚えます。

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オレンジボックスからお目見え。白い蓋に輝くパーマブラスのエクスリブリス
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窪みに輝く蔵書票は、触れただけで蓋を開閉する向きを知らせてくれます。美しさを兼ね備えた機能性も素晴らし
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ちなみに外箱はリサイクル紙を採用。ランダムな表情が、温かみを添えていますね

01の色名は「パーマブラス」。エルメスのアクセサリーや、バッグのパーツでも馴染みのある淡いトーンのゴールド真鍮が、そのままパウダーになったようなイメージ。頬骨のCゾーンや鼻柱のハイライトのみならず、まぶたや、目頭に光を差すのも自由自在。ブラウンのアイシャドウでまぶたを彩ったのちに、センター部分だけこのパウダーをオンすれば、上品な立体感がかないます。透過性のある淡いゴールドなので、過剰にピカピカしたり肌浮きしません。 光るベージュとして気負いなくまとえる限定プレスドパウダー、争奪戦になること間違いなし。

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ディオリフィック グリッター トップ コート 001 ブトン ドール ¥3,520/パルファン・クリスチャン・ディオール(数量限定・11月5日発売予定)

プラスオンで活躍できるゴールドといえば、こちらも外せません。ディオールのトップコート。

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あえてこのトップコートだけで仕上げても繊細かつ華のある指先に

どんなネイルカラーにも重ねて、光のトッピングを演出。微細の偏光パールたっぷりで、柔らかで品のある光を放ちます。

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メテオリット ビーユ ゴールド パール¥8,470/ゲラン(限定色・11月1日発売予定)

ゲランの殿堂「メテオリット」からもキラキラが誕生。ゴールド、ローズ、ホワイト、ピンクベージュのパールが、ブレンドされてバラ色の表情を届けます。ピンクを内包したような、まろやかなゴールドのヴェールが思いのまま!

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ブラシでパールをくるくる。その都度ブレンドされるフレッシュなゴールドは一期一会の美しさ
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ラッピングリボンに包まれたスペシャルパッケージにも視線くぎ付け。 アンラップド ミニアイシャドーパレット ORGASM¥4,070/NARS(限定色・11月5日発売)

最後にちっちゃなキラキラ6人組を。長年愛してやまないNARSの「オーガズム」シリーズが、この11月はミニアイシャドーセットになってリリースされます。「オーガズム」トーンの左下メタリックゴールデンピンクも使えるけれど、そのお隣、下段センターのスパークリングイリデッセントコッパーがいい仕事するんです! 例えるならベージュの天の川。華やかさを振りまきながら、眼差しをホリデー仕様にグレードアップしてくれます。

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各色、指の先くらいのミニサイズ。モバイル力も抜群です
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ゴールドが苦手、という人にこそ手に取ってほしい。ホリデーの高揚感を約束する「きらきらベージュ」究極の4選でした。

エディターIGARASHIプロフィール画像
エディターIGARASHI

おしゃれスナップ、モデル連載コラム、美容専門誌などを経て現職。
趣味は相撲観戦、SPURおやつ部員。

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