マスクありきのメイクアップがデフォルトとなったいま、個人的に、それまでと一番意識が変わったのはベースメイクかなーと思います。以前愛用していた、カバー力のあるリキッドファンデーションはあまり出番がなくなってしまいました。そこで今回は、新製品、定番問わず、マスクメイクのスタメンとして活躍しているベースアイテムをご紹介。
この2年弱を振り返ってみて、ずっと寄り添ってくれていたのがこちら。2020年発売のTHREE ソーラーティンティドグローフローです。ファンデーション、ベース、日焼け止めの1本3役。「どうせ顔の半分は隠れているし、カバー力の高いファンデーションの必要性は感じないわ〜」と思いつつ、プライマーだけではやっぱり心許ない、という大人には最適です。
軽やかなテクスチャーでささっと手できれいに伸ばせるので、手軽、時短、さらにマスクをしていても快適、マスクへの色移りも少ない! 薄付きだけど、それでいて肌の色ムラはほんのり均一にカバーしてきれいに見えます。私の一番のお気に入りポイントは、マスクをつけて運動をして汗だくになっても、きたならしくヨレたり崩れたりしないこと。この点において、もう完全に優勝しちゃってるんですよ。
アクセーヌのスキンカラーコントロールはゴーグルゾーン用のファンデーション。ちょっと濃いめのカラーが目元のくまやくすみ、さらには頬の中の赤みまでカバーしてくれます。つまり、マスクをしても見えている部分のトラブルはこれでナチュラルにカムフラージュOK。
そしてこちらも軽くてノンストレスな使用感なのに、肌にぴったり密着し、時間が経ってもびっくりするほどヨレずに、表情ジワにも入り込まない! 他ブランドのどんなファンデーションに重ねても、上からパウダーをはたいても、全然ムラにならない包容力も驚異的。素人から見たらあまり目立たないけど、どんなチーム構成でも必ず頼りになるボランチ的な? そんな存在感です。
シェーディング大好き人間なので、例えマスクをしていても、どうしてもフェイスラインに茶色い粉をつけずにいられません。ルナソルのシークレットシェイプパレット EX01に入っているシェードカラーは、控えめ発色の影色が、肌色にも、なんとなく内向きな気分にも、優しくフィット。ベージュ強めで肌馴染みのよいコーラルベージュチークと、濡れたような艶感をオンできるバームタイプのグロウカラーもセットになっているのも便利です。在宅続きで緊張感ゼロの顔も、このパレット一つで程よく引き締まった印象に。
今年からSPURのYouTubeチャンネル「シュプールTV」がスタートしました。私は月に1度のペースでビューティ系のコンテンツを担当しているのですが、本当に動画って困りますよね。自分のしわとかたるみとか、めちゃくちゃ気になる! 見てくださっている皆様、お目汚し申し訳ございません、という気持ちでいっぱいです。
そんな中、シミは比較的うまいことごまかせているのではないかと自負しておりますが(自分比です)、それも全て、TikTokでも紹介したコスメデコルテ AQのクリームコンシーラー様のおかげ。チューブ入りのクリーム状で、オールドスクールなタイプではありますが、やっぱりこれが最高です。形がはっきりわかるような濃いめのシミや、大きく広がった肝斑も難なくカバー! それでいて厚塗り感はなく、これまたどんな下地やファンデーションやパウダーとも好相性。マスクをつけても、外しても、時間が経っても、とれたり、ヨレたりしない、ルマンで優勝しそうな耐久性。しかも2年以上ほぼ毎日使ってまだなくならないコスパのよさ。マスク生活が終わる日が来ても、一生そばにいて欲しい相棒です。