ぼんやりしているうちに2022年も1/12が駆け抜けていくことに絶望しています。毎年のことですが1月下旬って、焦るんですよね。新年の抱負も定まらないうちに次のファッションウィークは始まるし、外部刺激が増える季節の変わり目、肌が揺らぎ出す。
ベースメイクが決まらない。これではいけないと新作をひととおり試した結果、着実に気分も肌も上げてくれる精鋭ベースアイテムの実力が見えてきました。
このなめらかさとツヤはニュースです、初体験です。諭吉ファンデ、といえばスックのベストセラーですが、またホンモノが誕生してしまいました。メイクアップの色を表現するのが「顔料」ですが、今まで粉だったものを、液状化することに成功。これってすごい技術なんですよ。粉の顔料ゆえに点々で攻めていたものが、リキッド状のためツルツルの面でピターッと肌に着地するイメージ。だから、びっくりするくらい肌のびがトゥルットゥル。ぴたりと肌に留まりながら、新体験の高輝度なツヤをかなえます。私調べでは、クリーム ファンデーションよりカバー力は控えめながら、ツヤの輝度が勝る印象ですね。リクイド化の新技術により、ナチュラルなのにトーンの均一感はピカイチで、被膜感知らず。この人、素肌が多分もともときれい―そう思われたいなら、諭吉さんを投資して間違いない!
今年こそ「日焼け止めを欠かさない」を全うしたい。朝だけでなく塗り直しもぬかりなく、ということで選び抜かれたのが白×黒の外敵ガードUV。ジバンシィの「黒」シリーズといえば、力強い生命力に導く藻を成分とするスキンケアラインとして有名ですよね。最新の黒はこれまたカッコイイ。マーブルが美しすぎるクリームインバームは、なめらかなテクスチャーで重ね付けにストレスがまったくありません。最初のワンストロークがはばかられるアーティなルックスも魅力だけれど、実力もお墨付き。細胞の保護機能に優れた紅藻から抽出したフレンチ レッドアルゲが配合されていて、肌を乾燥からも守ります。日中、化粧ポーチに忍ばせてサンスクリーンのタッチアップに大活躍。コンパクトも約1.8㎝と薄いので、モバイル力も抜群!
最後に、「塗るボディーガード」を紹介します。長いマスク生活で敏感に揺らぐ肌には、皮膚の専門家監修のエクスバリアのバームが強い味方に。スキンプロテクト成分がたっぷり入っていて、紫外線やほこりなどの外部刺激から肌を守るほか、うるおいバリア成分が水分蒸散もブロック。うるおいバリア成分ってナニ?って思いますよね。これ、九州の特別な水前寺海苔からほんの微量採れる独自の天然高分子成分が配合されているんです。ホワイトのノーカラータイプを私は化粧下地に使っていますが、「守られてる」安心感が半端ない。マスクのこすれを緩和してくれる、バーム塗布後のすべらかな肌も特筆もの。弱バリア肌のために設計されているから、香料、パラペン、紫外線吸収剤、エチルアルコールすべて未配合です。
春には少し良い未来が待っていることを願いつつ。賢いベースメイク選びで自分の土台も整えていきたいものですね。