布団とお風呂。この季節、もっとも神聖な場所ではないでしょうか。今週はお風呂のお話です。
スパやらエステに行く暇もお金もないのなら、お風呂にドボンで解決という勝利の方程式を信じてきました。きっかけのひとつが、タブレット型の薬用入浴剤。ラムネじゃないです、念のため。日本各所にも炭酸泉はありますが、ドイツのバート・ナウハイムの中性重炭酸泉は、温泉という概念の原点にして頂点とされるそう。理由は、血流促進に働きかけ、疲労回復を促す重炭酸イオンが豊富だから。それに近いお湯を、自宅で楽しめるように処方されています。
お湯に投げ込むと泡がシュワシュワ。天然の炭酸泉に入ったときは、身体にくっつく泡がシャンパンみたいで嬉しくなりますよね? でも、大切なのはそこじゃない! 温浴効果というものは、炭酸ガスがお湯に溶け込み、そこから生まれる重炭酸イオンが主役なのです。このタブレットを投入すれば、揮発しづらい重炭酸イオンが丸1日、その濃度を保ちます。疲れを癒すほか、重曹とクエン酸が毛穴汚れにもアプローチ。40℃以下のお湯に3錠入れたら、溶け切るまでしばし待機。タブレットが見えなくなったら、15分ゆっくり入浴します。重炭酸バスのあとはスマホは手に取らず、布団にGO。ぐっすり朝まで眠れるんです、本当に!
もうひとつのご褒美お風呂が、アマンのバスソルト。私、パロサントに弱いのですが、あのデトックスパワーがバキバキに楽しめます。主成分は、ヒマラヤ岩塩とパロサントオイル。2~3スクープするだけで、味気ない我が家のお風呂場が、癒しの神殿に!
香りのもつマインドフルネスパワーを実感できるのが、こちらのシャンプー&コンディショナー。シンプルでユニセックスな佇まい、素敵ですよね。AKNIR(アクニール)は、モデルの梨花さんがプロデュースした新ブランド。ファーストコレクションのスターアイテムは医薬部外品の薬用育毛剤なのですが、使用したファーストタッチで「好き!」となったのがシャンコン。まずフルーティなプチグレン&オレンジが弾けます。続いてフローラルなジャスミン&色っぽいイランイランが互いを引き立て合いながら、ムスクのラストノートへ。
透明感あふれるアロマが、毎日の洗髪を極上のスパ時間に変えてくれます。この香りの香水もあったらいいのに!
年末ですもの、突進しすぎて疲れてしまったらお風呂で自分を甘やかすのが、手っ取り早いセルフケア。3つの「できる子」をお風呂に装備しておけば、心も体も芯からぽかぽかです。
以上、お風呂からお届けしました(今夜は浴槽に浸かりながら原稿を書いてみましたが、いかがなものでしょうか…)。