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【ポーラ】私のドレッサーは、宇宙船

突然ですが、私が小2で転校した新しい学校の登校初日の話です。ちょうど全校集会があって子供たちが校歌を歌い始めたとき、たかが7歳の自分はえらく感動したんですよね。それまで通っていた小学校の校歌が「学び舎の」とか「清く正しく」とか、四角四面な超絶つまらない歌詞だったのに対し、ひたすら「みち」をテーマにした素敵なリリックで、学校に直接関係するボキャブラリーがほとんどない。人見知りなのに、思わず隣の男の子に言いました、「この歌、いいねぇ」と。すると彼は言うのです。「俺(オ、にアクセント)の前の学校はもっとすごいんだ」。大型公団の建設に伴った新興住宅地だったので、隣の小学校から移ってきた児童も多い学校だったのですが、そのひとりである彼が歌ってくれた歌詞に、さらに強く私の小さな心は揺さぶれました。そう、視界がウルっとしたほどに。

「教室は宇宙船/どこへだってゆける」。こんな素敵なことばから始まる校歌が、かつて東京の西の外れにありました。

宇宙でも、地球でも。肌をみずみずしく整えたい

ポーラ コスモロジー クレンジングウォッシュ  コスモロジー ローションクリーム
ポーラ コスモロジー クレンジングウォッシュ(120g)¥6,160、コスモロジー ローションクリーム(50g)¥6,600 <2024年1月1日発売> 

その宇宙船で空高く旅をしてしまうスキンケアが発売になる、というニュースが業界に駆け回っています。

宇宙発想のスキンケアブランドが、ポーラから誕生します。名前はコスモロジー。秩序、整列を語源にもつ「コスモス」から着想して名付けられました。目指すのは、どんな過酷な環境でも自分らしく、調和の取れたコンディション。

この化粧品こそが、宇宙に行くことが決まってるんですよ! 厳密には、日本で初めてJAXAに採用され、国際宇宙ステーション(ISS)での搭載が決定しているんです。

ポーラ コスモロジー スペースクルーキット
クレンジングウォッシュ(60g)とローションクリーム(30g)の組み合わせ。ポーラ コスモロジー スペースクルーキット ¥7,480<10月1日発売>

2024年ごろ、宇宙飛行士の油井さんのISSでの長期滞在に帯同する予定なのが、こちらのスペースクルーキット。上のにっこりバージョンと内容物は同じ。容量がコンパクトになったペアです。

ロマン。ロマンしかないですよね。宇宙に行く以上、地球ではない場所でも快適に使えなくてはなりません。機能性を追求した結果、シンプルステップになりました。クレンジングウォッシュと、ローションクリーム。実に単純な2ステップです。

宇宙で良い仕事ができるなら、地球ではもっと大丈夫!

ポーラ コスモロジー クレンジングウォッシュ  コスモロジー  ローションクリーム
U字型のバンドの位置次第で、困っているようにも微笑んでいるようにも見えますね

宇宙での数々のミッションを手掛ける飛行士たちの日常が、感性豊かな美しい時間となるように。そんな優しい配慮は、見てのとおりです。笑ってる。最後まで使い切るためのにっこり型バンドが、なんともいえない表情をチューブに演出しています。誰でもこのチューブを見たら、にっと口角が上がるのではないでしょうか。一目で笑みを誘うボーダレスな非言語的魅力がありますよね。

でも私、宇宙になんて行かないし。そう思っている人も多いはずです。これがいわゆる二元的開発というもので、より過酷な環境への耐久性や成果を上げることができるのなら、地球のより豊かな生活に還元できうるという発想なんですよ。また、宇宙と地球を俯瞰したとき、いくつかの共通課題が見出せます。例えば、宇宙空間の中での閉鎖的な隔離スペースや数多くのミッションに伴う緊張感は、現在のストレス社会に置き換えることが可能。水や空気などのリソース制限は、環境負荷に起因する限りある資源とも同系列で語ることができるでしょう。体内リズムの変化は、人生100年時代のさまざまな身体の不調ともリンクします。つまり、未来の地球における課題のヒントが宇宙環境には隠されているわけで、だからこそ宇宙発想に基づいて宇宙生活のQOLを向上することが、私たちの毎日を豊かにする好機につながるに違いない——なんて画期的かつロジカルな発想!

ポーラ コスモロジー スペースクルーキット クレンジングウォッシュ

処方もじつに機能的。90%以上水性成分、洗い流しの必要がないふき取りクレンジングは、さらさらの水で顔を洗ったような使用感が心地よい。スルスルと無重力を思わせるジェルはみずみずしいローションのような質感に変化して、使用中もあと肌も負担やストレスがまったくありません。

ポーラ コスモロジー スペースクルーキット ローションクリーム

そしてジェルクリーム。こちら、なじませると固形感がなくなり、ローションに変化するんですよ。ちょうどミルクとクリーム、2ステップを経たような仕上がりになって、潤い感に満足。

ポーラ コスモロジー クレンジングウォッシュ  コスモロジー  ローションクリーム
外箱の側面には、四コマ漫画の使い方説明が。ここにも言語を超えた心遣いがあります

宇宙ステーションに行くからには、打ち上げ時の衝撃や重力への耐久性も万全に整えなくてはなりません。微小な重力や、通常とはかけ離れた環境でも耐えうる機密性と安全性を追求。さまざまな検証を重ね、見た目以上にタフなパッケージを目指しました。

肌のためなら、宇宙まで!

ポーラ コスモロジー クレンジングウォッシュ  コスモロジー  ローションクリーム
U字型の使い切り用バンドで、最後の最後まで中身を押し出します

処方開発も本気です。骨が分泌するホルモンの一種・オステオカルシンが潤いの司令塔であること、そして精神的ストレスによりオステオカルシンの働きが抑制させる新知見を突き止めました。その働きを補う成分として、オリジナルの複合保湿成分のホホバクローブエキスを開発し、配合。地球でも宇宙でも、肌のうるおいに働きかけます。

そして、香りにも妥協しないのがさすがのポーラ。地球に帰還後に風や自然の香りを懐かしく感じた、という宇宙飛行士のことばをヒントに、無機質な空間でも地球の大自然に思いを馳せられるよう、クレンジングはグリーンフローラル、ローションクリームにはフローラルウッディの香調が仕込まれています。

 

ポーラ コスモロジー クレンジングウォッシュ  コスモロジー  ローションクリーム

これってすごい。コスモロジーの発表会に出席した日、自分の脳内で自動再生されたのが、あの校歌でした。谷川俊太郎先生が手掛けた、あの素敵な歌でした。そうだ、宇宙飛行士ではないフツウの私たちのための「豊かな何か」がここにはあると。その日から味気ない我が家の洗面所は、宇宙船になりました。奇抜なようでいて、そこにはよりよい未来のためのきっかけがたくさんある。夢もロマンもいっぱいだけれど、そこには実効性のある覚悟がちゃんとある。「肌のためなら、宇宙でも、どこでもいく」、そう謳うポーラを、私はこれからも追いかけていきます!

 

エディターIGARASHIプロフィール画像
エディターIGARASHI

おしゃれスナップ、モデル連載コラム、美容専門誌などを経て現職。
趣味は相撲観戦、SPURおやつ部員。

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