ついこの前「明けましておめでとう」だったのに、ホリデー限定色が出そろい始めました。年末に向かって日々失われる素肌のツヤ、明度。加速度を増しているように感じるのは、年頃だから、たぶん。ミュートメイクや、ステルスカラーというトレンドワードが飛び交う昨今の美容市場、来るホリデーシーズンも、品があって、レイヤリング次第で欲しいツヤの調整が自由自在なパレットが豊作です

【THREE】【クレ・ド・ポー ボーテ】のタイトルイメージ

【THREE】【クレ・ド・ポー ボーテ】【ディオール】クリスマス限定パレット、「オトナなキラリ」を約束する私的ベスト3

ついこの前「明けましておめでとう」だったのに、ホリデー限定色が出そろい始めました。年末に向かって日々失われる素肌のツヤ、明度。加速度を増しているように感じるのは、年頃だから、たぶん。ミュートメイクや、ステルスカラーというトレンドワードが飛び交う昨今の美容市場、来るホリデーシーズンも、品があって、レイヤリング次第で欲しいツヤの調整が自由自在なパレットが豊作です

THREE  ディオール バックステージ フクレ・ド・ポー ボーテ

「もともと肌がゲンキな人」に、なりすますメリハリピンクパレット

THREE シマリング グロー デュオ X03
右側のリフレクトグローは、眉骨の下や、唇のキューピッドラインにポイントでのせてもきれい。THREE シマリング グロー デュオ X03 ¥4,950〈10月30日限定発売〉

THREEのハイライト&チークベースのシマリング グロー デュオといえば、クリーム状の万能パレット。つややかに素肌に伸びて光を集め、ハリ感までも演出します。

THREE シマリング グロー デュオ X03
上がハイライト、下がブラッシュカラー。アイカラーにも使えます

湿気が落ち着くこれからの季節に、欠かせないベースパレットです。今回の限定X03番が、良い。「いま欲しい」光と華を約束します。というのも、歴代のグロー デュオの中でも、いちばんピンクトーンが強いのが、こちらの新作なんですよ。

THREE シマリング グロー デュオ X03
パッケージはベルエポックの時代感をイメージ。ポジティブに躍動する曲線が、高揚感を物語ります

特に左側のチークベース。青みが美しく、ラベンダー×ゴールド×レッドをアンダートーンに放ちながら、健康的な血色を運んでくれる。ブラッシュとして指の腹でさっと頬のセンターから耳に向かってスマッジするのがおすすめです。

 Cゾーンにはハイライトカラーを。充分にキラリとするので、まぶたはあえてマットに仕上げる緩急バランスが、個人的に気に入っています。

 

ユニコーンが2024年を駆け抜ける光を授けます!

クレ・ド・ポー ボーテ オンブルクルールクアドリ 502
クレ・ド・ポー ボーテ オンブルクルールクアドリ 502 ¥9,680〈10月21日限定発売〉

先日、運河を泳ぐ競走馬のニュースを見てドキドキしていたのですが、無事に保護されたようで胸を撫でおろしました。で、こちらのパレットを開封して、見惚れましたよね。見てのとおり躍動するのはユニコーンですが、配色のインスピレーションは海なのです。

クレ・ド・ポー ボーテ オンブルクルールクアドリ 502

右上のサンゴ礁のようなブルー。青と緑の間で、曖昧にたゆたう水面を彷彿とさせます。ブルーのアイシャドウ、と聞くと苦手意識をもつ人も多いじゃないですか。私もそのひとりだったのですが、グレー系のくすみ色なのでハードルが予想以上に低い。ほんのちょっと、まぶたにキラっと差すだけで、心地よい「違和感」が出るんですね。 ん?  この人、きっと何かある。そう二度見させる小さな「仕込み」となるんです。

クレ・ド・ポー ボーテ オンブルクルールクアドリ 502
上から、右上→右下→左下→左上

最近、モバイル充電器などのガジェットなどにもよく使われているグレイッシュブルー。和名だと水浅葱が近い。

クレ・ド・ポー ボーテ オンブルクルールクアドリ 502

蒼を取り巻くベージュ3兄弟は、肌なじみに優れたトーン。赤みの強いテラコッタは品よくセンシュアルだし、左下のゴールドは実に繊細なパールが、パヴェダイヤのような上品な光を放ちます。いずれも自然になじむ色だけに、右上の「美青」の不協和音がピリッと効いてくるんです。

光のカンフル剤と呼びたい。このカルテットは無敵だ

ディオール バックステージ フェイス グロウ パレット 006 セレスティアル グロウ
ディオール バックステージ フェイス グロウ パレット 006 セレスティアル グロウ ¥6,600〈11月15日限定発売〉

ピーター・フィリップスならではの、「プロ志向だけれど、汎用性がびっくりするほど広い」唯一無二の視座を体感できるパレットです。

ディオール バックステージ フェイス グロウ パレット 006 セレスティアル グロウ

光も主張もツヨツヨなのは、左上のグリッターホワイト。青みの強いパールをたっぷり配合しています。大きなブラシに軽く取ったら手の甲で充分になじませて。エアリーに顔全体にふわりとのせて。何もついていないブラシでさらに磨くと、明るさが2段くらい底上げされる実感が!

ディオール バックステージ フェイス グロウ パレット 006 セレスティアル グロウ
上から、右上→右下→左下→左上。自然なコーラルオレンジ&ローズは、その日の気分でヘルシーなブラッシュ使用におすすめ。ブレンドしてもナチュラルです

白眉は、右下のグリッターのアイスブルー。すみれ色と桃色の底色が配合されているので、透明感のギアチェンジが凄まじい。

ディオール バックステージ フェイス グロウ パレット 006 セレスティアル グロウ

あくまでほんのちょっぴり、わずかな粉ぶくみでOKなので、使い切るには長い道のりは予想されます。よってコストパフォーマンスも抜群。無限パレットと名付けたい。

ディオール クレ・ド・ポー ボーテ THREE

美容特集でもクリスマス限定商品を続々紹介しています。プレゼント企画も進行中なので、ぜひチェックを。

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エディターIGARASHI

おしゃれスナップ、モデル連載コラム、美容専門誌などを経て現職。
趣味は相撲観戦、SPURおやつ部員。

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