シャネルの映像シリーズ「インサイド シャネル」にて、「シャネル N°5」100周年の名声を振り返る新作フィルムが公開された。
100年にわたる名声を得ながら今なお色褪せることなく、時代の一歩先をリードし続けてきた“香水の中の香水”「シャネル N°5」。その栄光を振り返る新作フィルムが、シャネルの映像シリーズ「インサイド シャネル」にて全世界同時公開された。
「シャネル N°5」は、香水の枠にとどまらず、世界に常に“革命”をもたらしてきた。たとえば単一の花の香りが主流だった当時、ジャスミンやローズ ドゥ メ、イランイランなど80種以上のエッセンスと合成香料のアルデヒドを組み合わせ、どんな香りと言葉では表現できない複雑な香りのコラージュを生み出した。
研ぎ澄まされたボトルデザインは、まさしくシャネルスタイルの真髄。 Photo: © CHANEL
ひと目で「シャネル N°5」とわかるボトルデザインもそうだ。1920年代に主流だったデコラティブなフレグランスボトルとは対照的に、クリスタルを削り出したかのようなミニマルなフォルムをクリエイト。そのタイムレスなデザインは、20世紀のアイコンとしてMoMA(ニューヨーク近代美術館)の永久コレクションに所蔵されている。
マリリン モンローの一言が「シャネル N°5」の伝説の始まりに。 Photo: © CHANEL
マリリン モンローが、夜ベッドで身につけるものは「シャネル N°5」を数滴だけと告白したり、 アンディ ウォーホルがポップアートのアイコンとしてボトルをシルクスクリーンで描いたり、カルチャーシーンにも多大な影響を与えてきた。
時代が巡り巡っても、香水を超越した存在としてエターナルな輝きを放つ「シャネル N°5」。新作フィルムで、その魅力に改めて触れてみて。
シャネル カスタマーケア
http://www.chanel.com/
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text:Tomomi Suzuki