エディ・スリマンが手がける「セリーヌ オート パフューマリー」から「ZOUZOU」が登場。2024年6月に発売される。
“クチュリエ・パフュムール”の伝統を受け継ぐ「セリーヌ オート パフューマリー」。エディ・スリマンが手がける香りのコレクションに、12作目となる新作「ZOUZOU(ズーズー)」が仲間入りする。
なんとも愛らしい響きの「ZOUZOU」とは、60年代の映画や文学に登場したショートヘアの若い女性を表すニックネーム。今回の新作でエディ・スリマンは、「永遠の若さという空想をとらえた、ユートピア的な青春をテーマにしたパフューム」の創作に挑んだ。
イメージしたのは、若かりし頃のフランス人作家フランソワーズ・サガンや、ゴダールが撮影したジーン・セバーグ。少年のような純真さとコケティシュな色気、相反する魅力をもつ女性たちを、キャラメルを思わせるバームアコードで表現している。
ベースは、セリーヌのすべての香りに共通するムスクとバニラ。メゾンのシグネチャーであるパウダリーノートを、スモーキーなパチョリと重厚感のあるラブダナムが引き立て、エレガントなアコードを強調。さらに甘やかなベンゾインとトンカビーンズがひねりを加え、パリのティーンエイジャーのエスプリを繊細に描き出している。