セリーヌの「オート パフューマリー コレクション」から、11番目となる香り「ボワ・ドルモン」が登場。2022年10月より発売される予定だ。
エディ・スリマンの“個人的な香りの記憶”にインスピレーションを得て紡がれる「セリーヌ オート パフューマリー コレクション」に、新たな香り「ボワ・ドルモン」が仲間入り。イメージソースとなったのは、ロンドンのサヴィル・ロウで見つけた中古スーツの完璧なまでの美しさに魅了された19歳の頃。
後にクチュリエとテーラーという職業に就くきっかけとなった出来事から思い描いたのは、エディ・スリマン自身が愛用する、イングリッシュ・ フランネルを使用したダブルブレザーの心地よさと精神性を表すパフューム。ウッディーな芳香に繊細なパウダリーが溶け込む逸品は、控えめながら贅沢なつくりのブレザーを纏った時のような安らぎをもたらしてくれる。
昼用の「ボワ・ドルモン」は、ディナージャケットをイメージした「ブラック・タイ」の対となるパフュームでもあり、パウダリーなアクセントとアイリスバターが調和した、包み込むようなアコードが特徴。シダーとベチバーがイングリッシュ・フランネルの温もりを、ビタータッチのベルガモットとジュニパーが着心地のいいジャケットの軽やかさを演出している。
エディ・スリマンが手がけたボトルもまた見どころだ。側面にあしらったシャープなフルーティングが醸す独特の陰影、天面にファセットカットを施したブラックラッカーのキャップが放つ重厚感、そして香水を引き立てるガラスの透明感と、究極のミニマリズムの中にアール・デコのエスプリが光るデザインは、ため息が出るほどの美しさ。
マスキュリンとフェミニンが共存するエディ・スリマンのデザインコードと同様に、ぬくもりあふれるジェンダーレスな香り。パートナーとシェアしたり、ギフトにしたりするのもおすすめだ。
セリーヌ ジャパン
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