2018.11.12

22時以降の甘い誘惑 〜深夜にこっそり食べたい、ギルトフリーなボールたち編〜 #深夜のこっそり話 #1063

毎日、子どもの寝かしつけが終わる夜の10時以降は、誰にも邪魔されない自分だけの時間です。ただ心身ともに余裕があると存分にくつろげるのですが、仕事がたまっているときはそうもいかず、子どもが寝てからが勝負だったりもする。しんと静まり返った夜のリビングって、原稿を進めるのにちょうどいい環境なんですよね。でも眠気覚ましに絶対必要なのが、コーヒー&シガレッツ、ならぬスイーツです。 

しかし夜に甘いものって、確実に「まぜるなキケン」の組み合わせ。特に最近は母乳育児が落ち着いてきたこともあり、食べる量は意識的に抑えているのに体重だけは着実に右肩上がりを示していて、毎日震えが止まりません。そんなホラー現象を食い止めるためにも、夜のスイーツはぐっとこらえるべき。なのにどうしても食べたくなっちゃうんですよね。自分の意志の弱さに絶望する日々ですが、先日渋谷ヒカリエに立ち寄ったときに、ちょっとした希望の光を見つけました。 

ショーケースに大々的に書かれた「罪悪感ゼロ」というキャッチコピー。もう磁石のように引き寄せられましたよね。FOOD JEWELRYの「ブリスボール」という、なんとも愛らしいまん丸スイーツ。一見チョコレートのようですが、砂糖も小麦も添加物も不使用。砂糖だけでなく、はちみつやメープルシロップなどの甘味料も一切使われていません。ドライフルーツやナッツなどの自然素材だけで作られているのですが、そのしっとりした食感は驚くほどチョコレートに近いんです。特にスーパーフードのカカオニブが入っている「カカオ×カカオニブ」は、味もチョコレートそのもの! とろけるような口どけ、とまではいきませんが、コク深い甘さが口の中いっぱいに広がります。しかも小さいのに食べ応えがしっかりあって、満腹中枢が刺激される。これなら夜のデスクワークのおやつにできる! ということで、秋限定セットを購入しました。

ジュエリーボックスのようなスペシャル感のあるパッケージに、整然と並ぶ8個のブリスボール。ひとつひとつフレーバーが異なるので、同梱のリーフレットと照らし合わせながら味わうのがまた楽しいんです。深夜の誰もいないリビングで、こっそり食べるギルトフリーなスイーツ。もったいないからチビチビ食べるつもりが、一晩で全部なくなってしまった。けどまあいいか。小さな幸せってこういうことを言うんだ、きっと。

エディターHAYASHIプロフィール画像
エディターHAYASHI

生粋の丸顔。あだ名は餅。長いイヤリングと丈の長いスカートが好き。長いものに巻かれるタイプなのかもしれません。

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