作り手の思いを感じる帽子店「CA4LA(カシラ)」。代表・吉澤さんの方針で、“国内生産”にとことんこだわり抜き、ほとんどの商品が兵庫県西宮市にある自社工場で職人さんたちの手によって作られています。さらに、いつショップに訪れても新しい帽子に出会えるように短いスパンで商品を入れ替えていて、同じデザインのものを大量生産していません。斬新なニューアイテムを次々に生み出しているところも好きで足繁く通っています。
先日、「CA4LA(カシラ)」のAW展示会で一目惚れしてオーダーしたアイテムが2つ届きました。一つは、かなりギークなベレー帽。リバーシブル仕様で、サテン生地側にスーベニアジャケット風デザインの「BONSAI」刺繍、裏側は別珍生地に盆栽に関連した「剪定=Pruning」のハンドルチェーン刺繍が施されています。
被り口はフェイクレザーのパイピングになっており、「BONSAI」が醸し出す和の雰囲気とミスマッチなミリタリーテイストが可愛いのです。裏表で印象がガラッと変わるので、その日のコーディネイトに合わせて使いやすいのもお気に入りポイント。海外でかぶっていたら、歩いている人に「Awesome(すごい)!」と言われるなど対人ウケも良いです(笑)。
もう一つは、あまり見かけないロングバイザーキャップ。長いツバがかなり印象的なので、かぶるとたちまちコーディネートの主役に。ベースボールキャップやワークキャップなどに少しマンネリ気味な人にとっても新鮮な形だと思います。「The Exit Is The Entrance(出口は入り口)」などの哲学のようなウィットが書かれたタグがついていて、そのカラーもアクセントになって可愛い。ストリートな雰囲気のあるキャップなので、Tシャツ生地やサーマル、ナイロンなどサラッと軽い素材のトップスや、アウターなどと合わせようと考えています。(エディターTAKESHIMA)