今年もあと3週間ですね。お尻に火がつかないと動かないタイプで、毎年あたふたするのが年末のギフト選び。家族用や自分用(!)も大いに悩ましいのですが、ちょっとしたお礼やプレゼント交換(私の周りではあるんです……!)用のプチギフトもまた然り。私調べですが、2,000円以内くらいなら気軽に受け取ってもらえ、気に入ったらリピートもしやすいかな、と思っていて。師走の一週目、今年の候補を探してみました。
まずは真鍮の生活用品ブランド、FUTAGAMIのボトルオープナー「Eclipse」。最近、モダンなデザインの国産プロダクトが気になっており(去年は富山の鋳物メーカー、能作の錫製の小皿にしました)、Eclipseはパッと見で栓抜きとは思えないミニマルなデザイン、真鍮の控えめな輝きで、キッチンカウンターにさりげなく置いてあっても素敵そう。こちらはA.P.C.日比谷店で期間限定展開されているコンセプトストア「Magasin Général」で購入しました。実はプレスリリースで見たときから気になっていたアイテムなのですが、幅77.5mmで想像より少し大きめでした。こちらはお酒好きの友人に。
2つめはパリの総合美容薬局、オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーの「フゥイユ・ドゥ・サヴォン」。名前の通り、紙石鹸です。この季節、手洗いは大事ですよね。ビュリーといえば、エディターASADAと同じく私も「アラバストル」の大ファンで、ヨーロッパの石造りの教会を思わせる「サクル」の香りを愛用していますが、今回は携帯に便利でパッケージにもこだわりがあり、価格もお手頃な紙石鹸を選びました。これは使う人を選ばなそうなので、プレゼント交換用かな、と。
最後は、野生の植物をそのままの形で乾燥させた、ル・ベネフィックの「スルタン ソリマン ハーブティー」。ラベンダーフラワー、ラベンダー、リンデン、マウンテンセージ、タイム、カモミールの6種入り、産地はトルコです。人に薦める前に試飲してみたのですが、ドライフラワーのように可愛らしく、パッケージを破った瞬間に爽やかな香りが広がり、寝る前のひとときを思わずリラックスして過ごせました(笑)。冷え性の母への贈りものとしてカシミアソックスを用意しているので、ハーブティーを添えた“あったかセット”もいいかも!
白状すると、ドタバタしつつで吟味に吟味を重ねた、というわけではないのですが、そもそも私は世の中の素敵なものたちの魅力をお伝えし続けるエディター。来年のことはまた来年考えよう、ということで、今年のプチギフトはこれらに決定!
ギフトを探している人はぜひチェックを!
モードとカルチャーの狭間で15年。音楽と鉱石とフレンチフライから逃れられません。