『キンキー・ブーツ』の主演で知られるビリー・ポーター。ザ・ブロンズの絢爛なゴールドの衣装に身を包み、ミュージカル俳優たちを俥夫に従えて登場。これぞ「キャンプ」。
エキセントリックおじさん代表、ジャレット・レトはいつも通りグッチをチョイス。2018-19年秋冬コレクションで話題を読んだ「生首」アクセサリーをヒントに、カスタムメイドでアレッサンドロ・ミケーレがデザインしたアウトフィットで。
トム・ブラウンによる巨大なトーレーンのドレスで登場したカーディ・B。2015年の「メット・ガラ」でリアーナが着た悪名高き「オムレツドレス」に、真っ向からケンカを売るようなチョイスが彼女らしくてとても良いと思います。
クィアであることを明らかにした歌手であり女優のジャネール・モネイ。普段から個性的なファッションで知られる彼女は、クリスチャン シリアーノのシュールなドレスで登場。
クィアといえばこの人、エズラ・ミラー。いつも変な格好しているので、特に今更驚きませんが、綺麗にシェイプを整えて白いマニキュアを塗った指先に、彼の真髄を見た気がします。
『アヴェンジャーズ』、『メン・イン・ブラック』と話題作が目白押しの女優、テッサ・トンプソンが選んだのは、カール・ラガーフェルドによる2016-17年秋冬オートクチュール。最新コレクションではなくアーカイブを選ぶあたりが素晴らしいと思います。
「このドレス誰か着るだろうな」と誰もが予想していたトム・ブラウンのドレス一体型タキシード。勝ち取ったのは、『デッドプール』で注目を集めたザジー・ビーツ。ただし似たようなドレスで話題をさらったマイケル・ユーリーに押され、あまり話題にならず。でもとても似合っていると思います。
レッド・カーペットといえばこの人、キム・カーダシアン。創業デザイナーが20年ぶりにデザインを手がけた、ティエリー・ミュグレーのカスタムメイドドレス。カニエが着てるのはディッキーズのブルゾンらしいです。ちょっとよく分かりません。
「キャンプ」のDNAを受け継ぐトレイシー・エリス・ロス。ジェレミー・スコットによるモスキーノのカスタムドレスは、トロンプルイユのようなデザインが特徴。何故か違和感無いのはディーバがなせる技。
『ムーンライト』の好演も記憶に新しいアシュトン・サンダース。オートクチュールのドレスが揃う会場で、テルファーのカジュアルなセットアップを選ぶところがオリジナリティがあって好きです。とはいえ結構変わったデザインですが。
番外編。「キャンプ」とは正反対のノームコアスタイルなのに、やっぱり何を着てもおしゃれ過ぎるフランク・オーシャンさん。彼が着ると何かメッセージ性があるのでは、と考えてしまいます。カニエさんはこの姿勢を見習った方がいいと思う。
もう一つ番外編。テーマ分かってる?何しに来たの、マジで?と問いただしたくなるショーン・メンデス。でもこの笑顔を見せられたら何も言えません。
今年の「メット・ガラ」のアフターパーティーでは、なんとシェール先生がサプライズでパフォーマンスをした模様。撮影NGだったようで、なかなか写真が見当たらず。代わりに、今月頭に行われた “通常の” ツアーの様子をお届けします。この人が一番「キャンプ」!
『キンキー・ブーツ』の主演で知られるビリー・ポーター。ザ・ブロンズの絢爛なゴールドの衣装に身を包み、ミュージカル俳優たちを俥夫に従えて登場。これぞ「キャンプ」。
エキセントリックおじさん代表、ジャレット・レトはいつも通りグッチをチョイス。2018-19年秋冬コレクションで話題を読んだ「生首」アクセサリーをヒントに、カスタムメイドでアレッサンドロ・ミケーレがデザインしたアウトフィットで。
トム・ブラウンによる巨大なトーレーンのドレスで登場したカーディ・B。2015年の「メット・ガラ」でリアーナが着た悪名高き「オムレツドレス」に、真っ向からケンカを売るようなチョイスが彼女らしくてとても良いと思います。
クィアであることを明らかにした歌手であり女優のジャネール・モネイ。普段から個性的なファッションで知られる彼女は、クリスチャン シリアーノのシュールなドレスで登場。
クィアといえばこの人、エズラ・ミラー。いつも変な格好しているので、特に今更驚きませんが、綺麗にシェイプを整えて白いマニキュアを塗った指先に、彼の真髄を見た気がします。
『アヴェンジャーズ』、『メン・イン・ブラック』と話題作が目白押しの女優、テッサ・トンプソンが選んだのは、カール・ラガーフェルドによる2016-17年秋冬オートクチュール。最新コレクションではなくアーカイブを選ぶあたりが素晴らしいと思います。
「このドレス誰か着るだろうな」と誰もが予想していたトム・ブラウンのドレス一体型タキシード。勝ち取ったのは、『デッドプール』で注目を集めたザジー・ビーツ。ただし似たようなドレスで話題をさらったマイケル・ユーリーに押され、あまり話題にならず。でもとても似合っていると思います。
レッド・カーペットといえばこの人、キム・カーダシアン。創業デザイナーが20年ぶりにデザインを手がけた、ティエリー・ミュグレーのカスタムメイドドレス。カニエが着てるのはディッキーズのブルゾンらしいです。ちょっとよく分かりません。
「キャンプ」のDNAを受け継ぐトレイシー・エリス・ロス。ジェレミー・スコットによるモスキーノのカスタムドレスは、トロンプルイユのようなデザインが特徴。何故か違和感無いのはディーバがなせる技。
『ムーンライト』の好演も記憶に新しいアシュトン・サンダース。オートクチュールのドレスが揃う会場で、テルファーのカジュアルなセットアップを選ぶところがオリジナリティがあって好きです。とはいえ結構変わったデザインですが。
番外編。「キャンプ」とは正反対のノームコアスタイルなのに、やっぱり何を着てもおしゃれ過ぎるフランク・オーシャンさん。彼が着ると何かメッセージ性があるのでは、と考えてしまいます。カニエさんはこの姿勢を見習った方がいいと思う。
もう一つ番外編。テーマ分かってる?何しに来たの、マジで?と問いただしたくなるショーン・メンデス。でもこの笑顔を見せられたら何も言えません。
今年の「メット・ガラ」のアフターパーティーでは、なんとシェール先生がサプライズでパフォーマンスをした模様。撮影NGだったようで、なかなか写真が見当たらず。代わりに、今月頭に行われた “通常の” ツアーの様子をお届けします。この人が一番「キャンプ」!
キャンプの季節です。屋外でビールを飲んだり、火起こしする、あのキャンプではありません。
ファッション界のオスカーとも呼ばれる、メット・ガラが今年も開催されました。今年のテーマは「キャンプ」。辞書を引くと「悪趣味なほど、過剰に派手な装い」とあります。ちなみにアーバンディクショナリーで同義語を調べたら、「ゲイ」という単語が出てきました。みんな大好き (?) 「ル・ポールのドラァグレース」は、まさに「キャンプ」の意図するところなので、非常に的を得た表現です。もしこの番組見たことない人がいたら、オールスターシリーズのシーズン4だけでも見てください。ヴァレンティーナがとにかく美しいので。
そもそもメット・ガラといえば、エキセントリックなセレブドレスの品評会のような催し。特に今年はテーマが「キャンプ」ということで、例年以上に理解不能な (褒めてます) ドレスアップが揃いました。私の個人的ベスト (という名のワースト) ドレッサー10名は上のスライドからご覧下さい。
個人的なお気に入りは、歩く「キャンプ」ことエズラ・ミラー。ティエリー・ミュグレーのアーカイブを選んだキム・カーダシアン。イリュージョンショーのような仕掛けで話題を集めたレディ・ガガは、全体的に既視感が拭えなかったのと、着替えがもたついたので減点です。