世界的大ヒットの予感! 韓国ドラマ『愛の不時着』に号泣の日々 #深夜のこっそり話 #1250

もう端的に一言。『愛の不時着』が素晴らしすぎる……! 号泣する毎日を送り、観終わってからもずっとロス状態から抜け出せません。母とともに『冬のソナタ』で韓国ドラマに魅了され、気づいたらはや17年。人生の夏休み期だったと勝手に称している大学時代を含めて、それはそれは恐ろしいくらい多くの作品を観てきましたが、この作品は久々に大ヒット。とはいえ私のような韓国通だけにウケているわけではなく、223日(日)にNetflixに公開されてから、連日TOP10入りという驚きの記録。今日は『愛の不時着』を広めたくて堪らない韓国マニアのこっそり話にお付き合いいただければと思います。

今年度アカデミー賞で作品賞を受賞した、話題沸騰中の映画『パラサイト 半地下の家族』の影響もあり、世代を問わず韓国映画やドラマに再度注目が集まっているように感じます。今回ご紹介したい『愛の不時着』は、韓国の財閥の娘ユン・セリ(ソン・イェジン)がパラグライディング事故で北朝鮮に不時着してしまうところから物語がスタート。そこで出会った北朝鮮の将校であるリ・ジョンヒョク(ヒョンビン)とのラブストーリーを描いているのですが、まずこの“トンデモ”設定が韓国ドラマならでは。非現実的すぎる設定にもかかわらず、リアルに見えてしまうところが観る人を惹きつけて止まない理由だと勝手に推測しております。『星から来たあなた』や『青い海の伝説』の脚本家であるパク・ジウンと『ロマンスは別冊付録』のイ・ジョンヒョ監督のコンビネーション作品とあって、観る前から期待度は大(上記3作品もとっても良かったです……)。そしてその期待を大きく上回ってくる衝撃の展開ばかり。心のジェットコースターが止まりません!

先日ある日本の女優さんを取材したところ、彼女も「韓国作品は本当にリアルを感じられるから、演技にも刺激をもらっている」とのことで。この作品でも、演技力に定評のあるヒョンビンとソン・イェジンの泣きのシーンが本当に上手い。視聴者を泣かせて泣かせて泣かせまくった挙句、衝撃の事実や展開に辿り着いて、今度はまた違った感情で泣かせにくる。韓国ドラマに興味のなかった友人に無理矢理見せ続けたところ、彼も立派な『愛の不時着』ロスに陥っておりました。

私の韓国好きはドラマから入り、俳優→アイドル→ファッション→美容→食と、オールジャンルクリアを掲げておりますが、韓国好きのミレニアル世代は意外と、ドラマや俳優にあまり興味がない人が多いことに驚きます。映画『パラサイト 半地下の家族』を皮切りに、Netflixオリジナルシリーズ『愛の不時着』を通して幅広い韓国エンターテインメントが若い世代にも広まっていくことを期待して、今夜もドラマ鑑賞を始めることに致します。(エディターKISHI)

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エディターKISHI

ハマり癖のある、いわゆるミーハー。愛犬と過ごす時間と、韓国ドラマ鑑賞が生きがい。主にファッションとセレブを担当していますが、美容ネタも大好物。

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