2020.05.10

ワンマイルウォークの相棒 #1268 #深夜のこっそり話

A.P.C.のデザイナー、ジャン・トゥイトゥが愛用していると知り、この春夏は絶対に買おうと決めていたのがスイコックのサンダル。そういえばまだ一足も持っていなかったことに気づき、シーズン立ち上がりの時期からずっとどのタイプにしようか考えておりました。

しかし本気で調べ出したら、コラボや別注モデルの多いこと! ベーシックなものから個性派まで、オリジナルも含めると想像以上のバリエーションです。目下人気のセシリー・バンセンでは、デコラティブにアレンジされたコラボサンダルが今季も発売されました。くだんのA.P.C.からも、スイコックのアイコン「DEPA」をベースにしたシックなモデルがリリースされています(これもかなり気になる!)。

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まずは大定番をおさえるべきか、あえてひねりの効いたものを攻めるべきか。たくさんあり過ぎて選べないスパイラルに陥ってしまい、目星はつけながらもしばらく寝かせてみることにしました。最近お買い物でヒートアップしたら、必ず一度は冷静になる時間を作るようにしています。サステイナブルな視点からも、「なくそう、血迷い衝動買い」が今年のスローガンです。

複数のオンラインストアのウィッシュリストに登録し、在庫が無くならないか日々入念にチェックしつつ、温めること1カ月。春を目前にようやく手に入れた運命のマイ・ファースト・スイコックが、写真の「BITA-V」サンダルです。決め手はヌーディなオールベージュと、ネオプレンのミニマルなアッパー。「タビはマルジェラ以外に認めないわ!」という、スイコックもといストイックなモードラバーの声も聞こえてきそうですが、そこはこのつま先同様、意見がスプリットするところかと。

何はともあれ、このモダンなデザインがいい塩梅にカジュアル感をコントロールしてくれるので、個人的には大満足。確かにベージュは何度か履くだけで汚れが目立ってきます。しかしどんなスタイルにもすぅっと寄り添い、ふわぁっと抜けを演出してくれるのは、この色にしかない強み。長年愛用しているジェイソンマークのクリーナーを使えば、一瞬でキレイになるので安心です。

あと噂には聞いていたけど、履いてみると驚きの軽さと歩きやすさ! ビブラムソールの優れたクッション性はさすがです。快適過ぎて、これしか履けないくらい。今の時期は近所を散歩したり、子どもと公園に行ったり。ワンマイルウォークの良き相棒となっています。

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エディターHAYASHI

生粋の丸顔。あだ名は餅。長いイヤリングと丈の長いスカートが好き。長いものに巻かれるタイプなのかもしれません。

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