2020.10.13

あの人気シリーズの名品ニットはやっぱり只者じゃなかった!#深夜のこっそり話 #1329

ベーシックな形のニットカーディガンを去年から探し続けていたのですが、なかなか気に入るものがなく、適当に妥協してしまおうかな……となかば諦めかけていました。そんなときふらりと立ち寄ったSUPER A MARKETで、ついに理想の一枚に出会いました!

それは、GALERIE VIEから毎年定番で出ているファインウールニットシリーズの新色カーディガン。一見なんの変哲もないシンプルなカーディガンですが、これがなかなかよく考えられているんです。 上半身ががっしりしている私にとって、ドロップショルダーでゆったりとしたシルエットという条件はマスト。フロントのボタン位置をあえて低めにしたり、袖の丈感を長めにすることで、アウター感覚で着られる絶妙なサイジングに仕上がっています。秋口はTシャツの上からさらりと羽織ってもよし、冬はニットONニットでレイヤードを楽しむもよし。いかようにも合わせられるミニマムなデザインだから、秋〜春まで3シーズンまたいで活躍してくれそうな予感。試着する際スタッフの方に伺ったところ、予約の段階で既に人気らしいので、気になった人は今すぐ手に入れるのがオススメです。

そして、同シリーズで一番人気のハイネックプルオーバーの新作も勢いに乗って購入(現時点では今年だけのスペシャルな一枚だそう)。ハイネックやモックネックのニットが大好物なので、毎年一枚は必ず買ってしまうのですが、今年は無地ではない変化球のものが欲しい!とちょうど思っていたんです。ネイビー×グレーのグラデーションに美しく染め上げられた、ありそうでない一枚は、まさにどストライク。前後差のある丈感がヒップラインをカバーしてくれたり、ルーズなシルエットがカラダのラインを華奢に見せてくれたりと、さすが、毎シーズン人気の名品ニットなだけあって、シルエットの美しさは折り紙つき。折り返しても、折り返さずにくしゃくしゃっとしても可愛い絶妙な高さに設計されたネック部分も、ハイネック好きには嬉しいポイントです。どちらのニットも、ウール素材にありがちな嫌なちくちく感とは無縁の柔らかい肌触りなので、デイリーに着てもノーストレス。

一気にニットを二枚購入してお財布は寒くなったけれど、心はほっこりと温かくなった週末でした。

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エディターAKIYAMA

ファッションとカルチャー担当。ボーイッシュな服がワードローブの大半を占めています。ラジオとハイボールがあれば、とりあえず幸せです。

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