なにかと気分が停滞しがちだった2020年、気分を少しでも上げようと髪の毛をオレンジ色に染めてみたり、普段だったら少し派手かなと躊躇してしまう色の洋服を思い切って買ってみたり……。
気分が明るくなるような楽しいカラーリングのアイテムを無意識に手にとっていたようで、気づいたらすっかり身の回りがカラフルになっていました。 外出がもはや非日常になってしまった今、あまりにもカラフルな自分を見て(やりすぎてしまう時もある)、編集部に向かう電車の中で一人マスクの下でニヤニヤしたりしている今日このごろです。
そんな私に元気を与えてくれるカラーアイテムの中でも、特にお気に入りなのが韓国のブランドby_editのもの。
by_editを知ったのは、2019年の4月にソウルへ旅行した時にセレクトショップBEAKER漢南店でポップアップイベントに遭遇したことがきっかけです。
キャンバス地のバッグがメインのブランドで、ポップなカラーリングと、シーズンごとに更新されるテキスタイルがとっても可愛くて一目惚れ! 帰国後もブランドの公式Instagramでウォッチしまくり。韓国を再訪した際に買い足したり、日本から通販してみたり、ちょこちょこアイテムを増やしています。
写真のトートバッグは日本のセレクトショップk3がby_editに別注して作られたものだそう。
このバッグ、持ち手はピンクでボディは水色の市松模様の上に蛍光イエロー、そして背面もイエローという普段持つにはビビッドすぎるのではないかとやや心配になるカラーリングですが、不思議なことにどんな色の服を着ていても浮くことなく馴染んで装いを彩ってくれるんです。蛍光イエローの外ポケットはクリア素材になっているので、さらに中に好きなグラフィックの本を入れたりして、自分で新しい色の組み合わせを探してみたり。
ハングルが背中に印刷されたTシャツは、釜山の特産麺「クポククス(구포국수)」のパッケージから、フォントやカラーを“ニュートロオマージュ”したデザインだそうです(ハングルで“バイエディット”とブランド名が書かれています)。
このシーズンのコレクションのテーマは釜山。海雲台ビーチの海の色やパラソルがインスピレーション源になっているとか。今後もどんな色の組み合わせで私のカラーパレットを広げてくれるのかが楽しみで目が離せません。(WEBディレクターNoda)